はじめての庭づくり記事お悩み解決編~落ち着かない~

木製フェンスや樹木で落ち着く空間をつくる例

1.悩みから庭づくりを考えてみよう ~落ち着かない~(プライベート空間にして利用価値をあげる)

本当に良いお庭をつくろうと思ったらまず自分や家族にしっかりとヒアリングをすることをお勧めします。そして家を建てたときの図面を利用して、自分たちにあった庭を計画する事が大切になります。でも、それ以前の問題で、「落ち着かない」という問題があって庭が使えないという場合どう考えたらよいでしょうか?

a) 具体的な方法・・・

落ち着かない理由は、お隣りの窓位置の関係などでプライベート空間になっていないという原因が多いです。または、最近はオープンスタイルも流行っていたので、道路が丸見えの庭という事も多いでしょう。具体的な方法としてはフェンスや、樹木等で目隠しをつくります。全てフェンスで囲うと圧迫感が心配という方もいらっしゃるかもしれません、反面、部屋のような囲まれた空間になり、実際にコーヒー片手にくつろげる空間を手に入れる事ができます。圧迫感は色や目地、高さなどちょうど良いところを選んで出ないようにします。また、居場所だけを軽く囲ったり、植物を使って落ち着く雰囲気を演出することも可能です。

奥の隣地との境界は隙間20mm手前は隙間30mmのフェンスの例

b)どこにフェンスをつくるか?・・・

基本的には居場所と目線など気になる場所の間を遮る事が大切です。例えば家のリビングと隣家の窓の間で、敷地いっぱいの場所、例えばウッドデッキと道路の間といった具合です。アルミメーカーなどの既製品もありますし、木材からつくる事も可能です。お庭のテイスト、既存環境との調和を良く考えて、材料選びやデザインや色を考え、制作する場合は目地幅も重要です。経験上、横張りと縦張りのフェンスでは縦張りの方が目線が切れやすいです。目地(板の隙間)は90mm程の板に対して20mm幅ぐらいが多いですが、用途に合わせて考えます。白いフェンスと黒いフェンスでは目地の見え方がまるで違い、白いフェンスの方が、膨張色で、目地より板に目が行きやすく、黒はスリムに見え、目地に目が行きやすいので、良く考えて決めていきます。木材を長持ちさせるには、柱のコンクリート巻きと雨から柱の小口を守る笠木がポイントになります。

隙間なしのフェンスは本当に部屋のようなプライベート感!それだけに緑の配置がポイントになります。

c)自分でやるか業者に頼むか?・・・

自分で行うメリットは、工賃分安くなることと、作業を楽しみ、愛着が持てる事です。道具はインパクトドライバーが必須になります。また、ブロック際にフェンスを立てる場合は、ブロックの基礎があって、深く柱を立てられない事があるので、一度部分的に、基礎を壊して、柱を立ててからもう一度コンクリートで固める必要があります。業者に頼むメリットは、柱立てや、色塗りなど大変な部分もやらなくて良いこととしっかりしたフェンスができる事です。使う素材によりコストは変わりますが、参考として、アトリエ朴で写真のように防腐注入木材でフェンスを作った場合、1650の高さで9m程作ると、柱が6本と、フェンス部5スパンと、笠木で税抜25万円~くらいで作れます。自分で作ると、木材代が12万円くらいと防腐塗料やセメントで2万円~くらいなので、税抜14万円~くらいで作れると思います。

アトリエ朴にご相談いただく場合はコチラからお問合せいただけると幸いです。フェンスのみのご依頼でもコンタクトページでは「デザインの依頼」を選択してください。