みどりのゆび

アトリエ朴の仕事は、植物のある空間で心豊かに過ごしてもらう事。

自分たちも、ゆとりをもって、自然に感動したり、驚いたりしながら

心を豊かに過ごしたい。

やっぱり“チト”はすごい!

オシダ

造形的にも美しい!オシダの芽吹き

私が初めてお金を出して買った植物はボストンファン、玉シダでした。花を見ていいな!って思う前にシダを見て格好良い!!って思いました。シダマニアとかにはなりませんでしたが、今でもシダをかっこいい~!って思います。特にこの、オシダとか、クサソテツとか呼ばれるこの子は好きで、この子がいるだけで、ナチュラルな「癒し」の場所という気がします。八王子のナチュラルガーデンでも植えましたが、事務所の前でも自生して生えています。フィボナッチ数列とか、黄金比とか論理的に秩序の美しさを語れる部分もあるかもしれないし、DNAが安心できるような情報を感じ取れるのかもしれない、クサソテツの芽吹きは心から美しいと感じます。

シダそのものの形が独特なので、様々な植物と組み合わせて美しさが作れます。ただ、寄せ植え的な植栽よりは、ウッドランドの下にどばって増やすみたいな「群生美」がこの子の真骨頂かと思うので、できれば種類少なく広い使い方がお勧めです。

昨年の5月ごろかな?道の駅ナチュラルガーデン

 

この子を植えるときの狙いはずばり「野趣」ですな

 

自動水やり機について

株元にじっくりじんわりソークホース

植物が水切れで枯れてしまう季節といえば夏をイメージしますが、雨が少なく風の吹き荒れるこの季節も気を付けたい季節です。今日は水やりのアシストになるよう、タイマーの設置作業を行ってきました。タイマーについては水切れで枯れるというリスクを回避するものだと思います。計画としてははじめの1日1回という水やりから、2日に1回、3日に1回と少しづつ減らしていきたいとおもっています。(あげる量はしっかり)

水切れで枯れるリスクも回避したいけど、良い根も作って欲しいと思っています。そのためには乾いた状態も必要です。大学生の子供に毎日2千円お小遣いあげつづけていたら子供が飢え死にするリスクは回避できますが、バイトなどを頑張る気持ちも無くなってしまうかもしれません。 へんな例え。

便利な道具だけど、使い方は慎重に、様子を見ながらが良いと思います。南向き、風が強い、移植したて、根が弱い、山採り掘りたて、土の保水性、そして植えてからの経過時間・・・色々条件と状態を考えながらやめるときはやめる、例えば梅雨前にやめるなどの判断も必要かな・・・と思います。

ピラミッド型のフレーム

また新しい物も作らせていただきました。植栽の中に入っているピラミッド型のフレーム。これはいったい何でしょう?

ミニミニテント!

実はキャンプのようなお庭のコンセプトに合わせて小さなテントを作りました。既存の大きな石を岩山に見立てて、樹木を山に見立てて、テントはそこに人が居るあたたかさを演出します。中にライトを忍ばせて、ぽわっとあかりが広がる作戦です。今日はライトの設置までは行きませんでしたが設置したら、どんな感じになるか夜が楽しみです。

これからのガーデン・これからのアトリエ朴

大好きだったガーデンカフェ

時代が平成から令和へと移り変わります。平成はまさしく変化の時代だったように思います。私が中学生のころ、MSXというパソコンに、雑誌に載っているプログラムを一生懸命打って遊んでいて、高校の情報処理科ではフォートランというプログラム言語を習っていて、習っている最中にwindowsが出てきてフォートランはほぼ意味がなくなり・・・今ではAIが凄く現実になってきました。あのころの『未來』が確実に今やってきています。

ガーデン業界は関係なさそうですが、人の幸福感や心理が変わってくればガーデンも変化が求められてくるのではないでしょうか?昔は棚にCDを綺麗に飾って所有欲も満たしていましたが、今音楽は所有する時代ではなく、権利を得て聴きたい音楽を自由に聴くという時代です。車もシェアで充分という人もいると思います。癒しの空間はどうでしょう?土地も庭造りもお金かかるのにここだけ別というわけには行かないのではないでしょうか?スターバックが休日混むのは空間を気分で借りているのかもしれません。昔作らせていただいたガーデンカフェのように半公共的なガーデンスペースが求められて来る気がします。

令和のガーデン事情も良い方向に持っていきたいところです。所有よりも、人との関わりとかの方が大切で、体験というワークショップとか、人が集まるイベントはもっと重要になってくると思います。そして人には木々との、自然との時間も必要って思います。そうゆうスペースづくりにもどんどん関わって行きたい。

アトリエ朴もきっと変化していきます。ステップアップなのか、ダウンなのかわからないけど得意分野とか冷静に見つめ直して自分に出来て社会に喜んでいただけることをきちんと前向きに整理して行きたいと思っています。

「令和」 ら行で始まる頭が意外でしたが感覚的に悪くないと思います。何か凛とした空気感を感じます。

魅力的な異空間

Bird Cage Light

ガーデンショーと違い、普段の仕事では建物との調和、町並みとの調和も大切です。言葉を変えると無難な提案が多くなります。今回は、凄くセンスの良い建築の先輩達が「大丈夫」と背中を押してご依頼下さったので、いつもより思い切った事が出来ました。やってみると見た事ない可愛さが出て、道ゆく人たちが「カフェかな?」って覗いていく姿が嬉しかったです。異空間で浮く場合もあるかもしれないけど、全部に気を配るとちゃんと魅力的になるんですね。建物を設計された先輩は付けたドアも茶色よりグレーの方が似合いそうだとなんと交換されていました。これってビジネスで考えるとすごい事で、鳥肌立ったし、いっそう気合が入りました。

これから先、新しい「アイディアと完成度」をもっと意識して、笑顔になる美しさ追求していきたいと思わせてくれる素敵なご依頼でした。

Pier Sengawa no Mori

京王線仙川駅から徒歩2分の凄く良いところです。入居者募集中でした。もし、もう満室になってしまっていたらご容赦下さい。

IRON CoNTAINER!!

CONTAINER350と450

先日のEテレ解決ガーデンマスターでお庭に合わせて作ったコンテナ。早速ご依頼やお問い合わせをいただいております。鉄板を溶接してアイアンウッドの下駄を履かせているシンプルな作りですが、ドイツの補修用塗料をガーデンに合うようにBLACKにCOPPERを調色して塗布しております。特徴はサイズが自由な事。もちろん、5m×5mとか言われると運搬方法に頭を抱えてしまいますが、極端な話3Mとかでもつくれそう。実際は写真くらい?350mm角とか、450mm角等が使いやすいサイズではないでしょうか?デッキのパーティション代わりにw2400×d500×h500等でもつくりますので、お問合せください。上部をレーザーカットで店名のアルファベットくりぬいたりして、カフェなどでも似合いそう!お庭の楽しみって、考えて創るところにもあるから、色変えて三角で作れる??みたいなお問い合わせもお待ちしています。「みんなデザイナープロジェクト」も進めていきたいと思っています!

  • —3.2t鋼板・アイアン塗料仕上—-
  • —アイアンウッドの足が標準ですが、キャスターなどもご相談ください。—-
サイズ:
自由にご指定いただければお見積り致します
価格:
見積りの目安金額。写真の3点で100.000円(税別)~

※ 完全ハンドメイドなので、サイズが多少異なる場合があります。納品までお時間を頂戴します。

※ 送料が別途かかります。

商品のお問い合わせ

20㎝に100輪~ (Spiraea thunbergii) 

ユキヤナギ “フジノピンキー”

今年は春が早そうですね~ 喜びと共に焦りも感じる春の気配です。

今日お伺いさせていただいたお庭でもユキヤナギの可愛らしかったこと。人はあまりに見慣れてしまうと、斬新さを感じないという視点からデザイン劣化という、ある意味つまらなさを感じてしまいます。例えば、丈夫で管理のしやすいサツキツツジはその性質ゆえに公共植栽でも良く使われるので、サツキツツジを植えるとつまらなく感じてしまう・・・このユキヤナギも近い物があるのかもしれません。でも、言葉を言い換えると丈夫さ、管理のしやすさで太鼓判を押された品種であり、あとは使う人のプロデュース能力次第という見方もできるのかも・・・。

バラ科シモツケ属の落葉低木で、1m~2mぐらい(日本の庭ではすごく使いやすいサイズ)

最終的にはこうゆう計算できる子達をどううまく使うかってのが「手間のかかりにくい美しい植栽・空間づくり」の肝になる気がします。一枝の20㎝ぐらいで数えたら100輪以上咲いてます。じゃあ全部で何輪咲くかってとこまでは有福コンピューターでは処理しきれませんでした。

ピア仙川の森

Bird Cage Light

調布市にある仙川駅は、若い人も多く、美味しいお店などもたくさん集まる人気の街です。こちらで駅から歩いてすぐの新築の賃貸アパートの前庭部分の植栽など行わせていただいております。素敵なピア仙川の設計を行った会社の建物がすぐ隣りで、緑のエリアを共有する素敵なコンセプト。(限られた空間を足すと森のような空間に!)そのための手法として、緑と共に、Bird Cage Lightをたくさん散らばせるという、これまたワクワクするやり方。準備段階からドキドキしました。

夜が楽しみ!(イラストはイメージです)

落葉樹が芽吹き、植栽が落ち着いたころの夕方、ここはどんな空間になるだろう・・・

ポール型のライトも設置

室内もいつも素敵で、真剣にここに住みたいなって思います。現在色々ご相談いただいている仕事は多種多様なミッションで、打ち合わせから、施工までの期間で色々悩み考える事ができ、ワクワクや時には緊張もあるお仕事がいただける事に感謝しております。学びと挑戦を胸に休まず頑張ります!

Dianella ensifolia

 

斑入りキキョウラン

5年ほど前に植えさせていただいたナナミノキの下できれいな葉を見せていたディアネラ。ヤブランとかより葉も大きくて、ニューサイランに近いイメージかな?でもこっちの方が協調性があって優れたバイプレーヤー的な感じ。このディアネラ、和名でキキョウランは、寒さがギリギリな感じです。今年はこの通り地上部も傷まずきれいに残ってる。去年の-8℃などはどうだっただろう?でも大概は地上部が傷んでもまた5月ごろ芽を吹き返してくれる。吹き返してくれると言えば、5年前?の新潟のらん展で使った残りのクワズイモ(観葉)毎年外でしっかり葉を出してくれます。去年の寒さにも耐えてちゃんと芽吹いてくれました。意外と強健なんですね。そんなクワズイモを見習って私も弱そうに見えて強い人になろう。

この冬は規模も様々、色々な案件をいただいていて、おかげさまでテレビの反響もあり、現在一日に多くの色々なメールをいただいております。(本当に嬉しく、ありがたく思っております)できる限り3日ぐらいのうちには返信できるようにと気をつけておりますが、返信したつもりになっていて忘れてしまったりすることもありますので、1週間返事がないなどありましたら確認のメールをいただけると幸いです。一軒一軒、喜んでいただけるよう一丸で取り組みたいと思っています。

明日も、ハンギングバスケット協会でのセミナーがあり、多くの方の前でお話しさせていただきます。会員以外の一般の方の参加も多いようで、来ていただいた方にきちんと来てよかったと思っていただけるようしっかり話をしてきたいと思います!

Post&Rail

うらやましい借景

ポスト&レールって意外と聞きなれない言葉ですよね?ポストは“柱”で、レールは“横桟”みたいな感じでしょうか。フェンス程がっつり面をカバーしないシンプルな物。洋書などでは良く出てくる物なんです。どんな時に使うかというと・・・圧迫感を出したくない時、目隠しをしないで場を良い意味で共有した雰囲気を出しながら、最低限のプライバシーラインをそっと主張しておく時。先日作らせていただいた土留めとポスト&レール。縦の樹木の借景にそっと横のラインが入る事で隣の土地の見え方まで良くなりました。それにしてもこの借景は羨ましい。ワイルドフラワーのタネ蒔きたいですね。

テクスチャと、素材はこんな感じ

 

ポスト&レールはたまーに使っています。ちなみに、カントリーテイストの牧場柵みたいなのもポスト&レールのつくりが多いですよね。あれは、100Mとか境界が長すぎて、まともに作ったらえらいコストかかるから、抜いたつくりにする。コスト面ももちろんメリットありますね。

右手前もポスト&レール

今日、最後の放送のあった趣味の園芸の解決ガーデンマスターでもこの通り、右の手前にさらりと入れる事で、さりげなく「ここから先はプライベートゾーン」みたいな主張をしています。でも同時に、樹木や草の縦ラインとポスト&レールの横のラインが良い絡みを見せてくれるんですよね。太さや、材質などでも表情はかわりますね。

sin cos tan

三角地に物置計画

 

先日作らせていただいたお庭も、今デザイン進めさせていただいているお庭の中だけでも3軒ほど敷地の都合で“三角”になる部分がありました。室内で三角スペースがあると(あんまり無いか?)困ってしまうけど、お庭の場合は植栽にとって、都合の良いエリアの場合が多いです。だから三角地を見るとむしろ「おっ♪」って思います。

先日のお庭では、植栽ではなく収納スペースであり、敷地の背景としてのシェッドスペースとなりました。でも、けっこう計算が大変だったり、圧倒的に四角いシェッドや小屋を見慣れているせいで、サイズ感覚が見る角度によって、すごく小さく見えたりすごく大きく見えたりしました。

正面から見るとすごく大きい。実は1.6㎡程のシェッド。

絶対読んでいる人いないでしょうけど、もし中学生がこのブログを読んでいて、「sinサイン cosコサイン tanタンジェント」なんて覚えても社会で使う機会ねえだろって思っている人が居るとしたら、「三角関数めちゃくちゃ大事だぜ」ってアドバイスしたいです 。でも計算は三角関数の便利な計算サイトとかあるから、どこを求めるには、どこを優先して決めるかとか、理屈だけ覚えれば良いとは思います!

Bird cage project

欅のデッドヘッジ

 

庭は自由で、時々遊び心を持った事をやらせていただける事があります。昨年11月末辺りから、試作を作ったり少しづつ皆でコツコツ進めてきたプロジェクト。いよいよ準備も追い込みに差し掛かってきました。遊び心がある内容は、心が躍るけど同時に縮み上がるという不思議な気持ち。小説は、1%の嘘と、99%のリアリティで面白さを出すと聞いたことがあります。中学生の頃好きだった「赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズ」。これは猫が事件を解決するという1%の嘘をその他は徹底してリアルに書く事で面白くしています。猫が事件を解決して、犯人も空を飛んで、刑事がタイムスリップし始めたら面白さが消えてしまいます。99%のリアルが1%の嘘を際立たせるらしいです

空間の遊び心も、全て遊んではただのやんちゃな空間になってしまう。 遊び心を“アリだな”って思ってもらうには見た目の完成度が必要、慎重に慎重にという気持ちです。まして遊び心の空間は大抵の場合、はじめてのチャレンジが多く、やってみないとわからない事もあります。

昔ガーデンショーでインダストリアル的な格好良さを求めて、エキスパンドメタルという素材をフェンスに使ったら、動物園にしか見えなかったり。。。。だから、怖がる気持ちも大切で、どちらかというと躍る心を抑制しながら、怖がる気持ちを前面に出して作業を進めています。今はもっともっと怖がろう。

BIRD CAGE