はじめての戸建て・はじめての庭

 

ほとんどの方は、家は一生に一度買うか買わないものだと思います。

そんなはじめての庭は、屋内のような効率よい定番の形がありません。

なぜなら庭に求めるものは人によって、家から眺める緑の風景だったり、菜園だったり、ゴルフの練習場だったり、様々だからです。

ご家族にとってどんな庭がライフスタイルにあった、自分たちに価値ある空間になるか?ここの探求はものすごく大切なんです。

せっかく手に入れた自由にできる自分の空間なので、家族にとって価値ある空間になるよう、しっかり計画をしましょう。

お庭の計画の立て方

1. お悩みを解決編 

ぬかるむ 

落ち着かない 

植物育たない

雑草で大変

2. ライフスタイルから

趣味を楽しむ空間づくり

お勧めのガーデンライフ

3. テイストの統一

庭は見た目で好きになる

様々なテイスト

4.   植物選び

植栽計画

樹木選び

低木選び

下草選び

5. 管理の楽なお庭へ

メンテナンスはしないつもりで 

施工例は以降の記事をご覧ください。

あけましておめでとうございます

お庭づくりのご相談をいただく皆様、興味を持ってブログを読んでくださる皆様、日々、アトリエ朴の庭づくりにご協力いただいている皆様、新年を迎えるお喜びを申し上げます。

昨年はご依頼いただくお客様のお庭づくりの他にも様々なスタイルの仕事も経験させていただきましたが、アトリエ朴の仕事は最終的に、庭や植物で豊かな人生を送るお手伝いがしたいという事です。

基本的には、お庭をどうしようか悩んでいる方のお手伝いをさせていただく事が自分たちの仕事だと思っています。

具体的な施工だけでなく、たまには記事だったり、手法は変わる事もあるかもしれないけど、この部分だけはブレずに2018年も庭や植物の経験とアイディアを貯めて、きちっとした意味ある仕事を目指します。

今年の目標は、お客様の満足度を感じ取り、自分がかかわれて良かったとちゃんと思える庭を30件作る事です。

2018年もアトリエ朴を宜しくお願いします。なにかアトリエ朴が力になれそうな事があれば、お気軽にご相談ください。

鉄はやわらかい?

コークスで鉄を熱しているところ

庭を構成する素材は、色々ありそうだけど、実は「植物や土」を除いたら「石」や「木材」がほとんど。これに加えて「鉄」というのもあります。そんなわけで、アイアン制作の中でも鍛造と呼ばれる部分を体験してきました。大工さんや石職人等とも話をしてきたことはありますが、「鉄」を扱う職人さんって、少し特殊で、「鉄」に対する想いの熱い人が多い気がします。実は今日溶接ではなく、鍛造という部分を体験することでこの理由がチラッと見えた気がしました。

鉄は熱いうちに打てと言いますが、焦らなくてもまた熱を入れればいいとの事。これは人生にも言えるのか?

焼きを入れた鉄は変形します。叩き方で形を作っていきます。

熱してから万力で抑えて、モンキーでクルクル回すとこんな感じに。これが鉄なのか?

とにかく焼きが入っていると変形させられる・・・

エスカルゴ

皆、思い思いにアイアン作品を作っていきます。鉄の仕事は学校もあって、生徒はいるのに働く場所が不足しているそうです。ガーデン業界は働く場所はあるのに、今一つ生徒が少ない。意外な話でした。

鉄の薔薇

普段から鉄を本職にされている方はこんなすごいのも作っていました。鉄の棒を熱して、叩いてつぶして、丸める。これを何個も大きさ変えながら作っていき、溶接で組み合わせていく。叩くのだって、そんな簡単な物じゃない。これを作っていた方は“一心不乱”格好良かった!そして最後にさりげなく、電車で持って帰れないので、どうぞってくれたんですよ??あんなに大変な作業だったのに。想いを形にしていく過程に意味を見出して熱くなれる、これは格好いい。

実用的なバール

そして初体験の私は・・・実用的なバールを叩いて叩いて、こしらえました。ひねってあるから格好いい。満足(#^.^#) 落ちていたら捨てそうな鉄の棒を熱して叩いて意味あるものに変えていく。今まで鉄には「硬い」とか「冷たい」とかそうゆう印象だったけどこの日の体験から「やわらかい」と何故か「あたたかい」という真逆のイメージも持ちました。石や木材や鉄、それぞれの特徴を知ることで、もっともっと面白い事が考えられそうな気がします。植物だけでも奥が深過ぎるのに、この業界はずっと勉強が必要ですね。これも良きかな。

冬の夜のために。

何年か前まで、人工的な明かりよりも、月の明かりやキャンドルの灯の方が風情があるようで好きでした。

それがここ数年ガーデンライトの提案率が増えている自分に気が付きました。

LED、ローボルトと使いやすいものが増えてきた事もありますが、事務所の引っ越しをして、外でサロンなどに参加してから冬の庭、夜の庭に対する意識が変わってきたのかもしれません。

今日、事務所を出たところに灯篭型のライトを一つ設置しました。春の庭は美しく、芽吹きの高揚感もあり素晴らしいですが、冬の夜の澄んだ香り?落ち葉の美しさ、ホットワイン片手に・・・四季それぞれに美しさがあるなって今更ながら実感しています。

つくらせていただくお庭でも四季の良さを感じられるような工夫をもっともっと考えられるなって

 

( ー`дー´)キリッ

フェンスであがる空間の価値

庭に限らず、空間としてその場所でできる事を考えた際には「人目」を意識する場所かそうでないかは大きな違いがあります。

以前、アトリエ朴の事務所があった場所は周りが“畑”でした。

今いる場所は、道路から奥まっていて、ほとんど人目を気にすることがなく、時々人が遠くで通るだけで一瞬ドキッとしてしまうくらい静かな場所です。

前の事務所の周りの畑に来ていた人たちももちろん、良い方ばかりでしたが、今と比べると外で過ごす時間に大きな差があります。

やはりプライベート空間になることで、ノートパソコンで外で仕事をする気になったり、空間としてまるで違う場所になるんです。

なので、お庭の場合も、ご近所さんが良い方かどうかではなくて、プライベート空間かどうか?で大きく価値や役割がかわってきます。

庭を作る要素として、フェンスや目隠しとなる樹木の役割は大きいと思います。また、写真のように、フェンスで背景を整理することで、樹木の枝ぶりや、葉の形まで浮かび上がって木の魅力が増す感じがあります。

先日伺ったお客様のお庭では、フェンスやテラス、アプローチもつくらせていただきました。アプローチはモダンな印象を少し強くするために、いつもとは違うレンガの並べ方となっています。並べ方ひとつでも表情は変わりますね!

素敵なオールドトラクター

先日オールドトラクターを買いました。今はないメーカーのトラクターですが、ちゃんとエンジンもかかるんです。15馬力。

もし持て余した土地があって、ナチュラルガーデンを作るなら、最初にオールドトラクターを買うことをお勧めします。土をうなる事はとても大事だし、乗ると「俺、今働いてる!」って感じが気持ちいいし、庭ができてきたら無造作にこいつが停まっているといると、素晴らしく絵になるではないですか!

できればイネ科の植物の隣に停めてほしい。。。

風が吹けば桶屋が儲かる

自分の勝手な予想だけど、今、うどんとか出前の店屋物業界は少しだけ伸びているのではないでしょうか?だって連日将棋の藤井さんが何を頼んだ、それはこんなメニューだってやっているじゃないですか?自分も「うわーキムチうどん食いてー」とかなりましたもん。

したい話は、塾の話なのですが、仙台にとても面白い塾があって、そこのWEB上にメゾン木陰というものがあって、ひょんなことから私もそこの住人になっていて、月に一度ひらめきのタネという雑談で短いコラムを書かせていただいております。

メゾン木陰のオーナー永井さんからコラムに対するアンサーをもらったり、なんか楽しんでいるのですが、藤井さんの活躍で、店屋物が売れるのを見ていると、永井さんの塾経営から世の中が良くなるかもって思いました。

塾って勉強や「知識」を教えるところかと思っていたけど、ここは生きる方法、楽しむ方法、思考方法を教えている場所です。しかも塾に通う年代ってちょうどそうゆう事考える時期だし学校の先生の言葉よりも塾の先生の言葉ってまた違う染み込み方するし。

なんせ、メゾン木陰っていう色々な世界で実際に働いている人たちのコラムを塾のWEBに費用もかけて載せようっていう発想はすごい事だと思います。もしかしたら考え方次第でどんな場所からも世界は良くできるのかもしれないって、思いました。自分もすでに考え方変えられている1人かもしれません(^.^)

http://clue-tegakari.com/

 

 

「対照の調和」

自分の周りには、ボリュームある仕事を多数同時に行っていたり、ものすごく忙しそうだけど、どうやって仕事しているんだろう??って人が先輩にも身近にも結構います。

でも、そんな方々は決まって「忙しい」って言わないんです。そして表情も話し方もゆとりがあるんです。これは、人生のコツだと思い、今年に入って真似をすることにしました。

そしたらこれが結構いいみたい!スケジュールはピシッとうまっているけど忙しくはない。みたいな。

前置きがだいぶ長いですが、何を言いたいかっていうと最近、ガーデナー養成講座とか、E&Gアカデミーの授業とか、セミナーとか続いていて資料作りに使っている時間が凄く多いんですね、そんで、なんとなくわかっているという事と説明するってずいぶん違うので、なんとなくを説明できるレベルに言葉や解釈など確認しながら調べながら行っています。色の話をするための資料を作っていて、補色の組み合わせを説明する言葉として「対照の調和」という言葉を知りました。この「対照の調和」がすごく最近気になっているんです。あらゆるシーンで。

ようは、色は近似色とかトーンとかルールをつくると「調和」するってのは良くわかるけど反対色も「調和」するっていうんです。自分の中の解釈では今まで反対色は目立つからコントラストで綺麗にアクセントになるのかと思っていたけど「調和」っていうんです。

1割腑に落ちていない部分も残るけど9割納得しました。そうなると、要は調和するコントラストと調和しないコントラストがあるって意味で、美は「調和の美」が基本なのかもしれない。

そうすると、タイトルからコントラストを強く感じる「美女と野獣」あれも実は調和だな。なまはんかに、「美女とさえない男」だと調和しないけど、「美女と野獣」だから調和するのであって、、、月とすっぽんも、部屋とワイシャツと私も実は・・・・

庭で何をするか?

 

シンプルに、割り切ったつくり。

お庭は室内のように、部屋ごとの性格がはっきりしておらず、住む人の価値観で「良い」「悪い」「好き」「嫌い」が決まる自由な空間だと思う。

ゴルフの練習場が最高の空間と思う人もいれば、ペットのための空間だったり、野菜を育てる空間だったり、リビングから絵画を見るような景色が欲しかったり。

お花を楽しみたいとか、色々やりたい事はあると思うけど、すごくお庭が広くない場合は、あれもこれもと詰め込まずに、機能を、使い方をシンプルに考えた方が、良い空間は作りやすいと思う。テーマがいくつもあるよりも、少ない方がベクトルが揃って空間としては良くなるように思う。

でも、お庭って一戸建てを買ってはじめて付き合う空間だからこそ、自分がどう使いたいか、どう使いそうか見極めるのが難しくてシンプルにするのが難しいんですよね。

自分は仕事で色んなお庭を作っているから良いアドバイスができそうだけど、この部分は難しい。。。だって、ほとんどの場合はじめて会う方だから、「○○様はきっと菜園作っても2年で飽きちゃいますよ」とか、「○○様ならきっと広くても芝生の管理できると思います!」なんて想像で言えないですからね。

ゲラニウム パールグレイ

先日はメンテに行った際に玄関脇のコンテナに寄せ植え作ってきましたが、素敵な色の花も植えました。実物は写真よりも「水色灰色」みたいな・・・もっときれいに見えました。花でグレイって渋いっすね(#^.^#)

人として。

先日JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)の総会があり、帰りの電車でショルダーバッグのストラップがずれた時に、つけていた協会のバッジを落としてしまったらしい。近くにいた高校生ぐらい?の女の子が落としましたか?って言って拾ってくれた時にはじめて気づいたんです。でも、「落としましたか?」って渡してくれた時に自分はとっさに「すみません」と言って受け取ってしまった。実はバッジは失くしたのをこの日に改めて購入した大切なもので本当に助かったのです。どう考えても「ありがとう」って言うところなのに、自分はいつも「すみません」って言ってしまう。このあと、辺りを見渡して、バッジの後ろのストッパーも転がっているのを見つけられて本当にありがたかったのに、「すみません」じゃないよなあ。「ありがとう」だよなあ。言われた方も、良いことしたのにおじさんに、「すみません」って言われたくないよな。ちょっとしたことのようで、自分に対する自信の無さとかクリアして人として成長しないと「ありがとう」ってとっさに言えない気がして、ちょっとした事のようで、自分にとっては大きな事に感じる。とっさに「ありがとう。」って言葉をちゃんと使える人になりたい。本当に。

国際バラとガーデニングショウ”注目の的”

実物はもっとリアルな炎

いよいよ本日より19回国際バラとガーデニングショウがスタートしました。今回も制作過程を披露する”ライブガーデン”を担当させていただいておりますので、有福は一生懸命ライブトークを行っております。一回20分を1日3回というスケジュールです。庭が未完成と言う理由もあり?とにかく注目の的にいるのは写真の炎!もちろん、ドームで火は使えるはずもなく究極的に安全な「炎」です。写真ではわかりにくいですが揺らぎからなにから本物そっくり。しかしながら特殊なミストに光を当てて炎に見せている優れもの。この炎の揺らぎや、パチパチといった音には、人を素直にさせる効果があり、火を囲んでの会話はいつもより素直に、いつもより心をすっと開いた会話になります。とにかく良く聞かれたので、この場でご紹介。

あれは→ ディンプレックス ←という会社のoputi-mystという商品になります。レストランや商業施設でも使えそうだし、見た方のアイディア次第で様々な使い方ができそう!

下地の準備中

今回のガーデニングショウの作品に関しては、14日に完成なので、お見せできる部分がほとんどなく。。。。

完成したら詳しくご紹介させていただきます!写真は制作準備中です。12~14は来場者の多い時期なので、中途半端な姿を見てこれで完成と思われてしまうのが大変苦しい想いで、「完成した姿を見て!!」と強く思ってしまうのでした。ブログではアップするので、14日までにご来場の皆さま、ぜひまた覗いてやって下さいね^^

ガーデンショー乗り込み4日前

所沢の西武ドームで行われる「国際バラとガーデニングショウ」今年もあと4日で乗込みといういうところまで来ました。はじめてガーデンコンテストに挑戦したのが2005年でした。今年作る作品で、西武ドームだけでも10回目の展示作品となります。このガーデンコンテストの展示作品というのはパース・図面・創作意図による一次審査を通過してはじめてドームに制作できるようになります。何回も挑戦してきてわかる事は、最初の頃は1次審査を通過して作れる事が嬉しくて、とにかく好きな事をやっていた「コンテスト展示初期」です。この時期のメリットは、色んな想いや特技を持った人と出逢えること、施主のいない中で白紙から考える作品は、自分のやりたい事、好きなテイスト、好きな植栽、どこにこだわっているのか?など自分探しにつながるといった事に大きな意味がある時期だと思います。

初期のつくりたいように作った作品

3~5回出ると、自分の好みや得意な事がだいぶ見えてきて、自分にできない事、自分のキャパを広げる事に挑戦したい時もあれば、逆にとことん自分の得意な事を徹底したい時もあり、はたまた「賞」を狙う作品を作りたくなってくる時もあります。この辺りが、「この3つのうちどれなのか?」冷静に決めていないとこの3つの基準でぶれまくる事になります。また、この時期は間違える事が大きな意味を持っている時期のような気がします。

中期の狙いが何か、ぶれた作品

↑ 写真の作品の時は、自分を追求したいし、大賞も狙いたいから花もいっぱい植えたい…など判断基準がぶれまくっていて肩に力が入りすぎた作品。あぶ、はち、ぶよまで狙ったかのよう!

肩の力を抜いて自分探しができた作品

ようやく肩の力が抜けて自分の好きな事で良いもの作ろうと、割切れた作品。この時期はシンプルに自分のポートフォリオとして、一番見せたい作品は「コレです」と言えるような作品をつくろうと、整理ができた時期です。

そして、今日は何が今年の目標か、改めて考えた時に、中途半端な業界への想いと、新たな挑戦をしたい想いとぶれている事に気が付き、4日前にして作品に対してとめどなく不安が溢れてきました。今回は作品よりも企画が大切だから、作業の見せ方やトークを頑張ろうという想いでしたが、だんだん、新しい事に挑戦したくなったり、最近セミナーでお話しする機会もちらほらもらえて、「良い作品を作る人の言葉しか聞きたくないだろうなあ」と本質に気づいてしまい、焦りや不安が一気に襲ってきました。進めている準備も中身がないのに詰め込み過ぎ感が出ているなあ…とか4日前の11:55分運転中に不安が一気に襲ってきました・・・でももう目の前を頑張るしかないです。今日は眠れないかも。まさに、ガーデンショウにおける作品作りの気持ちの第四段階に入った気分です。