絵本のような石畳

絵本のような素朴な世界観をめざして。

現在お伺いさせていただいているお庭づくりでは、普段なかなかできない事も行わせていただいております。床面の安定ゾーンは素朴な割栗石の石畳。石と石の間に入るモルタルの量がたくさん必要で、手間はかかるけど独特の表情になります。今回の“小屋”の風合いとも似合います。 ニワトリが歩いてきそう。

渾身の樹木達

 

一段下がった裏庭で、樹木を入れるのは至難の業なのですが、大きなユニック車から別のユニック車へ受け渡して大木をバケツリレーのように絶妙なコントロールと、経験による危機管理で富田さんがうまく搬入してくれて、狭いスロープを絶妙なユンボコントロールで小林さんがユンボを中に入れてくれて、大きな木を入れたいという想いを実現させてくれました。6mとかこんな立派な樹木なかなか買えません。アトリエ朴にとって、平成の暮、最後の庭づくりになりますが、アトリエ朴の想いである、木と共にある人の暮らしを創造する部分や、素朴な心地よさを追求できる庭をご依頼いただき感謝です。また、「無理だ」というのは簡単だけど、簡単に「無理だ」と言わないで、実行する方法を安全な方法で真剣に考え、成し遂げてくれる仲間の力あっての現場だと改めて感謝しています。まだ、このお庭も含めて今年の仕事色々残っていますが、力を合わせて頑張ります!