カロチノイドだのクロロフィルだの。

ジューンベリー(アメリカザイフリボク)

現在施工中のお庭に植えさせていただいたジューンベリー。

4月に咲く白い花と、6月(ジューン)になる実、そしてこの紅葉も観賞価値に入れると一本で楽しみが多い樹ですね。

ベリーって付くと、育ちすぎて暴れるイメージ?もなんとなくあったり、、ブルーベリーのように株立ち更新型みたいなイメージもありますが、そこそこ樹形もきれいなので、冬の幹姿もいいですね。

そして、この子は「自家受粉」します。一本で結実するって安心ですね。ジャムなども作れますが、熟して来たころだいたいは鳥が食べてしまいます。 「今年も鳥に先を越された」などと言いながら樹と共に歳を重ねるのも悪くないかもしれません。

ちなみに、この葉色は葉の中の“クロロフィル(葉緑素)”が分解されだすとカロチノイドの黄色が目立ってくるそう。赤はアントシアニン。

カタカナになったとたんに、全部どこかで聞いたことある言葉だけど、すごく身近な存在だけど、遠い世界のものみたい。

※せっかくNHK趣味の園芸の庭木記事を書かせていただいているので、時々は木の事も書いていきたいと思います。