前庭教室(講座&実演)

NPO法人雑司ヶ谷ひろばくらぶさんの主催で、前庭コンクールという取り組みが行われました。街に緑を増やす、人と人のつながりを作る取り組みとしても素晴らしいですね。9/28に、コンクールの表彰式があり、その場で前庭教室と題した講座を行わせていただきます。11時から13時くらいの中で、植物を活かす前庭の話、遊園内にて実演ができればと思っています。

参加資格は特には無いようです!そして参加費無料のようです!タイミングの合う方はぜひおいでください。

誰もが知っているあの方が司会をしてくださるそうです。私も毎朝拝見させていただいております。びっくり。

メールの返信無いときはご連絡下さい

不得意なので、言葉が合っているかわかりませんが、弊社、ホームページのサーバーのメールを経由してgmailでメール管理を行っていますが、署名にリンクでホームページアドレスを張っているからか、メール設定の問題なのか、弊社からお客様へお送りしたメールが届いていないという事がここ一ヶ月ぐらいの間に3件程ありました。

お問合せなどいただいた際は2~3日の間には返信していますので、なしのつぶてになってしまっている場合、返信が迷惑フォルダに行ってしまったり、こちら側のメールソフト上は送信済みになっているのに消えてしまっているみたいな事があるようです。

049-298-7600

※こちらの電話番号も出られない事ありますが、返信無いときはこちらまでご連絡をいただけると幸いです。

もしくは・・・

連絡付かない時はLINEからご連絡下さい

ほとんどの方とは普通にメールできているのですが、たまに届かない事があるようです。ご迷惑おかけしてしまっている方へお詫び申し上げます。

基礎をつくるための準備基礎

ちなみに、現在とりかかっている外構工事では、アイアン門扉を吊るための大きな基礎をつくるための準備をおこなっております。今回もオリジナルでイヌイフュージョンさんの製作で進めております。気持ちの入った職人さんも多く、今回も一緒に仕事できる事がとても楽しみです。

虫や雑草も好きになると庭がもっと楽しくなる!?

ラムズイヤーの群集美

植物が群になると色や形の調和や自生地のような安心感も生まれて、まさに群集美という美しさが発揮されます。

これに対してアブラムシのように、虫が群でいると、色も形も調和するはずなのに、未知への恐怖が数の分だけ増幅されてしまいます。

でも、実は虫に対する“怖い”とか“嫌い”という考えは全て“知らない”から来ているのです。今でこそ国際社会ですが、長い鎖国の後、今から約150年前に黒船がやって来て見たことない髪の色の人間たちがぞろぞろと降り立ったのを見た当時の人は、さぞ怖かったでしょう。それこそ未知との遭遇です。

虫に対しても同じような事が言えて、虫たちが、人を刺すのか?植物をダメにしてしまうのか?実は害虫ではなく益虫なのか?なにもかも知らないと恐怖だけが残ります。

雑草も、育てていない植物が雑草という意味で言えばエノコロ草が売られている国があったり、ポールスミザーさんは普通のチカラシバ(ペニセタム)を上手に植栽につかったり、実は可愛い花を咲かせるものもあったり、知ると意外に“アリ”というジャッジになる事すらあります。

何が言いたいかというと、八王子のボランティアさん達と勉強会を企画していて、8/30に歩く植物図鑑と言われる柳下さんを講師に迎え、虫と雑草の話をしてもらいます。柳下さんは私と、18からの付き合いで同じ歳ですが、植物に対して師匠的な存在でもあり、虫や爬虫類に対する知識もずば抜けています。さかなくんの、虫、爬虫類、植物くん状態です。無双です。

たしか柳下さんの好きな言葉は、「蓼食う虫も好き好き」人の評価に流される事なく、ぶれない価値観を持った素敵な人です。

今回は市との企画でボランティアさんと八王子にお住いの方という位置づけになりそうですが、私もしっかり勉強してきて面白い話はフィードバックできるようにしてきます^^

虫も雑草も毛嫌いしないでまずは相手を知ると、考え方を変えられる部分もあるかもしれません。もしかしたら、虫や雑草の話だけでなく人間関係や、外交問題も同じことが言えるかも!?

10連休の予定は決まりましたか?

モネの庭

理事を努めさせていただいているジャパンガーデンデザイナーズ協会の先輩方が活躍した2014年の「浜名湖花博」。開催当時私はまだ、花屋のガーデナー的な立場でした。行動範囲も今より狭くて遠い静岡の話は聞いて想像するだけでした。

あれから15年が経とうとしています。開催地に無料の公園として残る浜名湖ガーデンパークでは15周年のイベントが盛りだくさんです。私も5月18日に来場者と一緒に歩き美しさを解説したり、移動しながらのワークショップという変わったイベントも予定しています。先日下見に訪れましたが、正直嫌になりました。先輩方やそこで庭を管理する方々の素晴らしい仕事に感動しすぎて嫌になりました。当時と10周年に行われたワールドガーデンコンペディションでは各国の文化に基づいたお庭が展示されています。

他人とは思えないぞう

写真はインドネシアのガーデンブース。樹木選びなど含めた国の文化の抽象化は本当に勉強になります。(なんで今まできた事なかったのだろう?)そして、言葉が出なかったのは、「花の美術館エリア」ここの花選び、管理は他では見ることのできないエネルギー。とにかく一見の価値アリです。実はカメラを構えたけどレンズには収まらないエネルギーを感じすぎてシャッターが押せませんでした。こんな事あるんですね。ぜひ実物見てください。

ネモフィラ20万株

 

キャッチーなネモフィラの群集美もありました。念の為繰り返しますね。入場無料の公園です。車だと埼玉から4時間程かかりました。新幹線がいいのかも。

国バラがないから少し休めるかな?などと甘い考えでいましたが、私は仕事が追いついていないため、(お待たせしている皆様すみません)GWみっちり仕事になります。でも何日かは気持ち良い森でデスクワークの日が取れるので、仕事は急いで、心は穏やかに過ごせそうです。もし私同様に浜名湖ガーデンパークに行かれたことない方は人生で一度は行く事をお勧めします!

⇨ 浜名湖ガーデンパーク  ⇦

あとね、まだ出来ていないから写真はないけど横浜もお勧めです。特に大桟橋ホールのばらフェスタは過去に国際バラとガーデニングショウを手がけていた趣味の園芸でもおなじみのNHKエデュケーショナルさんの真骨頂。ドームよりむしろ歩き疲れず色々見られていいかも!

長生きの秘訣

本日のボランティアさん達とのナチュラルガーデンの様子

今日も東京で唯一の道の駅「滝山」敷地内にボランティアさん達と作ったナチュラルガーデンの手入れなどに伺いました。モミジの紅葉と、パニカムなどグラスの枯れ姿が美しかったです。今年の夏は日照りで、宿根草など結構つらそうにしていましたが、この2か月で、ずいぶん力を取り戻した印象です。

フェンネルも株に底力が付いたよう

オルラヤ等のタネもだいぶこぼれていて、春すごいだろうなあ・・・・ってところにさらに早春の楽しみとして原種の水仙をしこんだり、なんとプシュキニアを400球!!これは春が楽しみだ。

小球根をたくさん植えるとき穴空けるの大変だから今日は重ーい鉄の山菜堀でずぼずぼ穴を空けてころころ球根を入れて、さっさと土をかぶせて行きました。

たぶんだけどターシャが長生きしたのは、球根を仕込んだり、秋の紅葉が楽しみだったり、ガーデンを通して未来への期待が常にあったからじゃないかな。。。。

 

試行錯誤

Board Walk Plan

ご相談いただいた方へ、ビジョンをご提案する図面の種類として、平面図や立面図があります。この平面図や立面図・・・もっとご依頼いただいた家族の方、誰が見ても、庭がどうなるのか感覚的にわかりやすい方法はないかなあ・・・と思っていて、上の図です。ランドスケープなどではしばしば使われますが、ファーストプランはこの鳥目線の「鳥瞰図」の方が、庭の使い勝手が想像しやすいんじゃないかなって思いました。立面や平面図の場合、職人さんともその図面で打ち合わせができて効率的ではありますが、自分が依頼した側にたって考えてみると、ほとんどが人生はじめての庭づくりだから図面の読み方にも馴れている事はほとんどなく、位置関係と大きさ、「全体的にどこがどうなる」が一目瞭然ってのも大切なことだよなあって思うので、これからアトリエ朴での提案では状況により、この鳥瞰図も使わせていただくと思います。デメリットは高さ関係などは、見え方がややアバウトということだと思います。10年以上経ちますがまだまだ試行錯誤なので、打ち合わせ時も、ご意見など聞かせていただけると幸いです。

はじめての庭づくり記事~樹木選び~

ひと枝あるだけでも・・・

樹木にどんな印象を持たれているでしょうか。落ち葉や管理がまず先に頭に浮かび、あまり良いイメージではない方もいらっしゃるかもしれません。でも、樹木や緑が無い場所でずっと暮らすという事を想像すると、それも耐えられない気がします。以前の記事でも書きましたが、緑があるという事は遺伝子レベルで人を安心させる力を感じます。

樹木は庭づくりにおいて重要な部分なのに、洋服のように普段買うものではないので、選ぶ基準もわかりにくいですよね。今回は樹木選びのお話です。

常緑樹(左オリーブ・右ナナミノキ)

a)植える目的を整理してみよう

木を植える目的とは具体的に例を挙げると、観賞目的の他、目隠し、防風、建物や環境との調和、夏の日差しを和らげる、日陰をつくる調整などあると思います。目隠しの木は常緑樹(じょうりょくじゅ)の方が冬も緑で効果的です。木陰を作るなら大きくなる木や横にも枝を張る木が効果的です。落とし穴としては、ヒアリングをすると多くの方はずっと緑のお得感から、常緑樹が好みです。でも、下の写真のように、涼しげでさわやかな緑は観賞価値が高く、常緑は冬の寒さに耐える厚い濃い葉が多いので、リビングからの見た目には落葉樹(らくようじゅ)を植えたいところです。実際には落葉7:常緑3くらいのバランスで、要所に常緑という選び方がお勧めです。

実はみんな落葉の雰囲気が好き?

b)植え場所の環境を知ろう

木にも自生地があり、環境の得手不得手があります。植えたい場所が北側なら日陰に適した木を選び、日あたりには陽樹を選びます。また、風当たりが強い場所には風に弱いミモザアカシアのような木は不向きです。そこがどんな環境か知る事で、選ばない方が良い木が見えてきます。また、細かい話をすると、樹形を選ぶ際にどこに植える木を選ぶかしっかりイメージすることはとても重要です。例えば、壁の前に植える木は葉が180度当たったような半分オモテみたいな同じ育ち方をした木を選ぶと最初からしっくりと馴染みます。あと、一歩踏み込めば、既存の環境に雰囲気、テイストに合う木を選ぶ必要もあると思います。極端な話としてはフレンチテイストにツゲの玉散らしは似合わないです。

c)どこで買うか

樹木は住んでいる地域によって、買う場所が難しい地域もあると思います。地域によっては植木センターのような場所があったり、ホームセンターに植木屋が入っているところもあります。植木屋の入っていないホームセンターでは、花市場に出るような若木苗がメインとなってくるので、安価というメリットはありますが、樹種が選べなかったり、自分で形を作っていかなければいけないというデメリットもあります。若木苗を選んだ場合は、植える位置に注意してください。葉張りが3mを想定したら、幹を壁から1.5~2mほど離した場所に植える必要があります。最初の苗のイメージで壁いっぱいに植えてしまいがちなので、注意が必要です。(この失敗はすごく多いです)また、今はヤフーオークションなどのサイトでも買えます。周りに買う場所がない方は一度覗いてみても良いかもしれません。後は、私たちのような造園、庭づくりを行っている会社へご相談ください。環境に合わせた樹木選びから、実際に生産者へ選びに行って仕入れ、植え付けまでを行えます。DIYでお庭をつくるにしても、樹木はできれば業者に任せた方が良い部分だと感じています。

土に隙間ができないよう、しっかり突きながら植えつけます。鉄パイプを付けたホースはアトリエ朴愛用の植え付け道具です。

 

d) おすすめの樹種

アオダモ

幹の模様も趣があって、自然な風合いの木。この木だけではないですが、雑木など自然な木を植えたら剪定は「風情を残す」事をイメージして行ってください。具体的に言うと外からぐっと切り詰めるのではなく、中の日が当たらなくなった葉、混んだ枝などを透かして行くイメージで切ります。

ジューンベリー 花・実・紅葉と3拍子揃った木

6月に実がつくから「ジューンベリー」。日本のザイフリボクと、アメリカのザイフリボクがあり、品種によって樹形も少し違います。

フェイジョア オリーブに葉色が似た常緑樹。

 

寒すぎると嫌がりますが、埼玉あたりならだいたい平気。目隠しにも良いですね。あと、モミジ・カエデ類は京都の紅葉のイメージで和庭の木というイメージも強いですが、自然樹形ならそんなに意識しなくても良いと思います。樹種よりも、松の門被りや玉散らしといった仕立て方の方が和っぽいイメージが出やすいのかもしれません。また、若干ですが、ヤマボウシやシャラは市場原理で同じような木でも少し安価に仕入れられる事が今は多いです。雑木類など幅広く考えておいて、見に行った際に「樹種」<「樹形」で選ぶ柔軟な考えも良い木をコストパフォーマンス高く選ぶポイントになります。

整理すると、「植える目的」「植え場所」「将来の理想樹形・樹高」ここを考えておいて、植木の産地などを回ってみてください。もしくは、庭づくり、造園屋にご相談下さい。そして、将来を想像して植える位置を考え、しっかりと水で締めて植えつけてください。ほりあげに適した時期はおおむね、落葉が冬の休眠期、常緑が春先です。植え付けは根を痛めなければそんなに時期は問いません。根を痛めなければというのは、コンテナに植わっているものを地におろすとか、仮植してある木を定植するという意味です。危険なのは、真夏に根を切って移植するとかの事で、これはお勧めできません。

アトリエ朴では樹木一本の植え付けから行っています。お気軽にご相談ください。

ご自身で行われる場合にはDIY庭づくりの方法をもっと詳しくまとめたコチラの本をぜひ参考にしてみてください。

 

はじめての庭づくり記事~植物選び~

どんな植物を選んで植えたらいいか?

はじめての庭づくり記事 ~植物選び~  植栽について

植物を植える目的は様々です。建物と緑の調整、気温・日照りなどの調整、耐風、収穫、観賞、雑草防止・・・・リビングの前などは観賞目的も多い、でも勝手口から出た脇の通路は、雑草防止などの意味合いが強い事も多く、ここに植え替えが必要な1年草をメインに植えるという事は良い選択ではありません。植える目的と、メンテナンス頻度のバランスを考えてみましょう。まずは、下の図で、植物の分類を見てみましょう。植物の特性を知り、植栽したい場所の「目的」と「環境」を考えてみます。

大切なのは、無理しないこと。花だけでなく、宿根草の芽吹きや、樹木の幹、枝ぶり、カラーリーフなど植物の美しさは多様です。上の図を見て、メンテナンスバランスを考慮してください。また、寄せ植えのように、違う品種を集めると成長スピードの違いで、メンテナンス頻度が必要になります。日あたりは雑草が生えやすい環境です。土地の広い方は木を何本も植える「ウッドランド」のようなゾーンの考え方も取りいれる事も有効だと思います。

アトリエ朴では植栽のみのご相談もお待ちしております。経験を基にした計画と、全国の生産者さんとのつながりがアトリエ朴の強みです。

ご自身で行われる場合にはDIY庭づくりの方法をもっと詳しくまとめたコチラの本をぜひ参考にしてみてください。

はじめての庭づくり記事~庭は見た目で好きになる~

ちいさなお庭はテイストがまとめやすい

庭は見た目で好きになる~テイストの統一~

部屋にしろ庭にしろ、居心地のいい空間、好きな空間ってなんだろうって考えてきた一つの答えは「テイストの統一」です。和の庭にも、ジャンクな庭にも、イングリッシュガーデンにも素敵な庭はたくさんあります。でも、多様な要素がごちゃごちゃと混ざり合った庭で素敵に作るのは難儀です。例えばテーマは家族が過ごせる庭でも、さらに、テイストはカフェテイストにしよう!とかそこまで落とし込んで計画すると庭が好きになり、庭が好きになると庭がさらに素敵になり、人生を少し豊かにしてくれると思います。

a) テイストってなんだろう?

直訳すると「味」。庭の本など見ていっても、「ジャンクテイスト」とか「アーバンテイスト」「ナチュラルテイスト」「フレンチテイスト」と実に様々な言葉が出てきます。一言でいえば「世界観」みたいなもので、どんな雰囲気でまとめていくか?という事になります。これを統一させると空間の完成度があがり、完成度があがると、落ち着く庭、好感の持てる庭になっていきます。

b)テイストを整理する4つの器

色々あるテイストがつく言葉をひとつひとつ整理すると和テイストとか、アジアンテイストのように国や文化圏ごとにまとめられたテイストがあります。これを「国・文化圏別テイスト」として考え、モダンテイスト、アンティークテイストのように時代ごとのテイストを「時代別テイスト」と考え、カントリーテイスト、アーバンテイストのように田舎か都市部かの違いを「住環境別テイスト」として、ジャンクテイスト等を「作りこみ別テイスト」とします。※テイストについての内容説明は次の回に書きます。

ここで言いたいのは、フランスの田舎の方、プロバンス辺りのアンティークな雰囲気で作りたいと考えると、こだわりの強い庭になります。でも、アジアンな感じで、ヨーロッパ風に、和の庭を作りたいと言うと、ごちゃごちゃになります。先ほどの同じ器から2つ以上計画しないように注意が必要です。

ナチュラルテイストに作ったガーデンカフェ

c)どうやって計画に活かすか

まずは、自身の好みを探ってください。いろんな庭の雑誌やネット記事からでも好きな写真を集め、それがどんなテイストの写真が多いか見て探ります。忘れてはいけないのは、既存の持っている環境要素の分析。建物が和風で、既存の松などが門被りや、玉散らしがあったら、ここからフレンチテイストにするには大変な労力です。

アトリエ朴ではDIYガーデンアドバイスも行っておりますので、このあたりも相談したい場合はコチラをご覧ください。

ご自身で行われる場合にはDIY庭づくりの方法をもっと詳しくまとめたコチラの本をぜひ参考にしてみてください。

はじめての庭づくり記事~ライフスタイルから2~

外での食事は特別な時間

1.ライフスタイルから庭づくりを考えてみよう ~お勧めのガーデンライフ~

今までの記事で書いてきた通り、庭は使う人のライフスタイルに合わせて価値ある空間にするべきだと思っています。でも、はじめて庭を持った時から、自分の将来のライフスタイルまで見据えて、庭のいろんな価値を知っているという方も少ないと思います。お勧めの例として最大公約数的な、多くの方が庭の価値を共有できる事、お勧めガーデンライフをご紹介できればと思います。

a) ベンチだけでもプライベートな外の居場所を・・・

室内と屋外では別の心地よさがあります。室内はエアコンや加湿器で常に同じぐらいの環境に調整している事が多く、「安定」が魅力です。それに比べて外は環境に変化があります。雨風の強い日もあれば、ぽかぽかと暖かい日も、そよ風が気持ちいい日もあります。良く一年に10日は室内より外が気持ちいい特別な日があるといいます。いつも外でご飯を食べる必要はないけど、そんな気持ちいい日に外で過ごせる場所があるだけでも大げさかもしれないけど、人間として地球に生まれて来られた幸せを感じずにはいられません。プライベートな空間で、ベンチでもテーブルセットでも、あれば、そんな特別な日に食事でもコーヒー休憩でも、読書でも、時にはノートパソコンで仕事でも様々な事に「庭」を使えます。屋根のあるデッキ等のように室内と屋外の中間的な「外中空間」もとても使い勝手の良いものです。そして、そんな居場所には「プライベート感」が重要です。庭全体を囲うプライベートもありますが、居場所の近くに木を植えたり、デッキそのものに一部フェンスを付けてプライベートにするだけでもOKなので、どうしようか悩んでいたらぜひ、くつろげる外の居場所を計画してみてください。

b)景色をデザインでコントロールする

窓からの景色で毎日の気分が変わる

都内など都市部の住宅環境では外に居場所を作るほどのスペースがない場合が多いです。そんな時も外の良さを感じる居場所は無いわけではなく、室内が居場所という事になります。室内は作らなくても最初からプライベート感はあります。窓を開けて、ソファーから庭を見たときに、前述のデッキのベンチで過ごすのと近い環境が作れたらそれでOKです。ポイントは「樹木」個人的に、室内と屋外の圧倒的な差は樹木があるかないかだと思っています。人は遺伝子レベルで環境調整をしてくれる存在、樹木を見たときに安心するのではないかと・・・都市部で生活をしていると、自然を求めてキャンプに行きたくなったりするのも1つで、自然といえども草原や砂漠にはあまり行きません。人は樹木に会いにいっているのだと思います。日々の暮らしの大半が室内であっても、ぜひ窓から見える良い位置に良い枝が見えるような「樹木の配置」を考えて景色、生活環境を考えてみてください。これは、庭を考えるときにこそできる大きな事です。

環境調整という意味での樹木の話もすると、庭の多い、南側だけでなく北側の窓のそばに樹木を植える事もお勧めです。最近厳しい暑さの夏を想像してください。家の天窓をと北側の窓を開けると、室内の暑い空気は上に上がるので、天窓から逃げていきます。その時に逃げていく力で、北側の冷たい空気を室内に引っ張り込みます。補足すると、水1gの蒸発で600カロリーの熱が奪われます。樹木の葉からの水分の蒸発でももちろん熱は奪われます。神社など大木の下が涼しいのもこうゆうわけです。そんな涼しさを室内に引っ張り込む流れを北側の木でつくります。目に見えるてわかりやすい効果、お日様や風から守る、目線を遮る、癒される以外にも、樹木は大きく活躍します。まとめると、中からの見た目と、外からの見た目、借景を考えた外ならではの景色(樹木の配置)を考え、可能なら外にもプライベートな居場所をつくる。シンプルだけど、これができただけでも、すでに庭は大きな価値ある空間になると思います。

c)庭の計画は頼むか自分たちでやるか?

ガーデンデザイナーは様々な経験に基づいたアドバイスや提案ができるので、計画から相談することはお勧めです。ただ、「庭」って様々な事が絡むので、デザインのテイストにしても得手不得手はデザイナーでも個人差があります。良くホームページや施工例を見て、合いそうな人に相談をしてください。自分で、庭のデザインからやる場合にはある程度の知識があった方が良いと思うので、本などで勉強したり、自分の好みの探求をしっかり行ってください。私たちアトリエ朴では、この中間的な「DIYガーデンアドバイス」というものも行っています。これは、DIYでお庭を作ろうとされている方のお庭へ直接伺い、プロの目で現場調査、ヒアリングを行い、レンガの敷き方やデッキのつくり方など特に教えて欲しい3項目についてしっかりお話をして、そのほか、ヒアリングを基にしたラフデザインをその場でつくります。ビスはステンレスを選んだ方が良いとか細かい話の他に、大事なのは、コストコントロールのアドバイスもできるところ。人が歩くだけで、車が載らないならアプローチの下地はそんなに厚くなくて大丈夫とか、この道具はきっと使っても一回だからレンタルでいいんじゃないか?とか。金額は約半日で25000円です。(アドバイス後、樹木やレンガなど部分的ご依頼いただいた場合、アドバイス料はご返金致します)ヒアリングを受ける事で、自分自身の庭へ求めるものも整理されてくると思います! DIYガーデンアドバイスの詳細はコチラから。

はじめての庭づくり記事~ライフスタイルから~

2017年西武ドームに作ったグランピングガーデン(趣味の庭の例)

1.ライフスタイルから庭づくりを考えてみよう ~趣味を楽しむ空間づくり~

お悩み解決編はどちらかというと、暮らしに最低限の機能は必要ですという考え方ですが、せっかくの自由にできる自分の土地なので、人生を豊かにする空間づくりまで考えて庭を作ってみたいものです。庭は管理しなくてはいけない義務の空間ではなく、自由にできる権利の空間です。あなたの趣味にとって、こんな空間があれば活かせそうという事はありますか?今までの趣味でも、庭を手に入れたからこれから始めたい事でも構いません、ライフスタイルから、趣味から考えてみましょう!

a) 使える庭がお勧め・・・

キャンプが趣味なら、普段ちょっとした時でも、今日は外で肉とキノコ焼こうか?みたいな生活も楽しいと思います。恥ずかしいかな?と思うかもしれませんが、フェンスと樹木で、プライベートな外空間が作れたら一気に現実的になります。広めの低いデッキにシンクが付いていたらもっと便利!ファイヤーピット(焚火場)まであればバーベキューグリルも出したりしまったりしないで済むので、頻繁に使いやすくなります。食パンとハム焼くだけだっていつもとは違う味。野菜を作ってみるのもすごく楽しい趣味です。人目が気にならない居場所をつくるだけで、木陰で夏はビール、冬の夜にはホットワインを楽しめます。

b)デザインの考え方・・・

やっている趣味、やりたい趣味を整理出来たらどう庭づくりに反映させるかを考えます。現実に多かったのは寄せ植えやハンギングバスケットづくりが趣味の方。こういった場合はワークスペースとして、腰を曲げずに作業しやすい台と水場を用意するとか、飾って写真を撮れる素敵な背景をいくつか作ってみたりします。スキーなど、庭と関係ない趣味でも、ワックスをかけるための広いフリースペースがあるのとないのではだいぶ違います。まずは、「ワークスペースが欲しい」「プライベートなテラスが欲しい」のように、具体的に欲しいものを考えて必要項目にします。そのうえで、リビングの窓からの景色とか、必要な機能の目隠しとか、バランスを考えながら現実的なプランに落とし込んでいきます。

子供のための砂場→将来は植栽エリアへ

c)庭の計画は頼むか自分たちでやるか?

ガーデンデザイナーは様々な経験に基づいたアドバイスや提案ができるので、計画から相談することはお勧めです。ただ、「庭」って様々な事が絡むので、デザインのテイストにしても得手不得手はデザイナーでも個人差があります。良くホームページや施工例を見て、合いそうな人に相談をしてください。自分で、庭のデザインからやる場合にはある程度の知識があった方が良いと思うので、本などで勉強したり、自分の好みの探求をしっかり行ってください。私たちアトリエ朴では、この中間的な「DIYガーデンアドバイス」というものも行っています。これは、DIYでお庭を作ろうとされている方のお庭へ直接伺い、プロの目で現場調査、ヒアリングを行い、レンガの敷き方やデッキのつくり方など特に教えて欲しい3項目についてしっかりお話をして、そのほか、ヒアリングを基にしたラフデザインをその場でつくります。ビスはステンレスを選んだ方が良いとか細かい話の他に、大事なのは、コストコントロールのアドバイスもできるところ。人が歩くだけで、車が載らないならアプローチの下地はそんなに厚くなくて大丈夫とか、この道具はきっと使っても一回だからレンタルでいいんじゃないか?とか。金額は約半日で25000円です。DIYガーデンアドバイスの詳細はコチラから。

また、ご自身で行われる場合にはDIY庭づくりの方法をもっと詳しくまとめたコチラの本をぜひ参考にしてみてください。

はじめての庭づくり記事お悩みを解決編~雑草が大変~

1.悩みから庭づくりを考えてみよう ~雑草が大変~

本当に良いお庭をつくろうと思ったらまず自分や家族にしっかりとヒアリングをすることをお勧めします。そして家を建てたときの図面を利用して、自分たちにあった庭を計画する事が大切になります。でも、それ以前の問題で、「雑草が大変」という問題があって庭が嫌いになりかけていたらどう考えたらよいでしょうか?

石の上からは雑草は生えない・・・

a) 具体的な方法・・・

ご存知の通り、雑草が生えてくるのは土の上。レンガや平板などで雑草の生えない安定エリアを設け、裸土を減らすことが雑草対策になります。また、植物(雑草)の生育には「光」が必要になります。良くタネが飛んでくるイネ科の雑草は光が特に好きな植物。大きくなる樹木を植えて庭を日陰にすることでも、雑草の成長はだいぶ違います。この場合、低木等をしっかり植栽して、地面に光を当たりにくくすることでも意味があるし、光を通しにくい防草シートを敷いて、砂利をまいても意味があります。芝生の中の雑草は、MCPPという薬品をまくと芝は枯れずに雑草だけ枯れます。(西洋芝は枯れます)お勧めは全体のバランスを考えて、普段使わない建物脇は、防草シートと砂利、門扉から玄関周りは、石やタイルでしっかりとしたアプローチをつくり、裸地はしっかりグランドカバーまで植栽。庭は、要所を防草シート+砂利の上にウッドデッキ、レンガの小道、植栽エリアは樹木で木陰だからたまに手をいれたらいいみたいに、使用頻度、空間に求めるものを考える事です。できれば、最初の段階で雑草対策まで考えた庭計画から行いたいところですね。

b)緑とのバランスのとり方・・・

雑草少し生えてもあまり気にならないような作り方

庭付きの戸建てを考えた際に、コンクリートを眺めたくて庭付きにした。という方はきっといないと思います。やはり、本来、緑は大切ですよね。雑草対策を考えすぎると、頭が緑=敵だと勘違いしてしまうので、気を付けましょう。ここでは「メンテナンス苦労度」と「緑に包まれ感」のお勧めのバランスの取り方をご紹介します。キーワードは「緑の効率」です。上の写真の範囲で、緑は全体の1割程度だと思いますが、配置方法でそれ以上に包まれた感じがあります。面積比率は雑草の生えない「安定エリア」を多くしても、「地」を土にして、「図」を石など安定エリアにすることです。これだと実際に四方に緑を配置しやすく、ナチュラルなので少し雑草が生えても気になりません。こういったゾーニングの他、成長の安定した樹木で緑のボリュームをとるのも良い手です。例えば3mの木があれば、それなりに緑のボリュームは得られるけれど、メンテは年に一度剪定する程度で済みます。地面の緑より、苦労:効果は大きいかもしれませんね。樹木の品種選びもポイントです。

c)自分でやるか業者に頼むか?・・・

内容によりますが、自分で行うメリットは、工賃分安くなることと、作業を楽しむ事と、やり直しなどもしやすい事です。建物脇の防草シートなどは手を付けやすいかもしれません。業者に頼むメリットは、石張りなどの場合、職人と自分でやったのでは明らかに仕上がりが違います。本格的にやるなら、自分でやっても頼んでもそれなりにコストがかかる話なので、安定エリアと植栽エリアについて業者と一緒にしっかり計画練った方が良いと思います。使う素材によりコストは変わりますが、参考として、アトリエ朴で写真のように鉄枠とアイアンウッドで約2m×1.2mを5個作って、設置して65万~くらいでした。これは特殊で溶接など伴うので、DIYでは難しいと思います(;^_^A 防草シート&砂利まきはご自身でもやりやすいとおもいます。ただ、面積が広い場合で、砂利が白砕石(白いこぶりの砂利)か、普通の川砂利なら、業者はたいていダンプでどかっと仕入れられるので、物は一緒でも袋の砂利ともともとの金額が違います。見積りをとると量によっては自分でやるよりもむしろ安いという事もあるので、一度近くの業者に聞いてみてもいいかもしれません。

化粧砂利より似合う場合もある(川砂利の例)

アトリエ朴にご相談いただく場合はコチラからお問合せいただけると幸いです。雑草対策のみのご依頼でもコンタクトページ上では、「デザインの依頼」を選択してください。

ご自身で行われる場合にはDIY庭づくりの方法をもっと詳しくまとめたコチラの本をぜひ参考にしてみてください。