前庭教室(講座&実演)

NPO法人雑司ヶ谷ひろばくらぶさんの主催で、前庭コンクールという取り組みが行われました。街に緑を増やす、人と人のつながりを作る取り組みとしても素晴らしいですね。9/28に、コンクールの表彰式があり、その場で前庭教室と題した講座を行わせていただきます。11時から13時くらいの中で、植物を活かす前庭の話、遊園内にて実演ができればと思っています。

参加資格は特には無いようです!そして参加費無料のようです!タイミングの合う方はぜひおいでください。

誰もが知っているあの方が司会をしてくださるそうです。私も毎朝拝見させていただいております。びっくり。

家守奇譚

昔、滋賀~京都を見学に行った際に、前もってガーデンデザイナーの粋な先輩に勧められた本が梨木香歩さんの“家守奇譚”でした。

小説の舞台がこの辺りで、琵琶湖からの疎水などわかりやすい描写で書かれています。家のサルスベリに惚れられたり、幽霊や河童が出てくるちょっと変わったお話で、文章なのに風情みたいなものが感じられました。

洗い物をしようとしたら、家守がコップにしがみついている姿を見つけ、まさに奇譚の入口にいるような気分になりました。先日仕事中となりで行われていた蝉の羽化等、森では感動だらけです。

植物ひとつ、虫一匹も謎や神秘にあふれていて、それを「知りたい」という気持ちになればいいだけ。まさにセンスオブワンダーで、知りたいという気持ちがあると、あの家守奇譚そのものが極端な小説では無いような気さえしてくる。

家守はとても可愛らしく、奇麗でした。

自然石の加工(t=70mm)

自然石の駐車場

現在作らせていただいているお庭の駐車スペースの石の加工です。何が凄いってこれはタイルや薄い自然石ではなく、幅も1m近い大判で厚みも70mmの特別な石です。これを丸く刳り貫くのに小林はホールソーではなくグラインダーで感覚で行えてしまいます。

位置を出して・・・
切り込みを入れて
削る

もともと器用で、さらにこの道30年という経験もありますが、少しでもずれることのできない円という形で合わせられるのは、これもモノづくりの“センス”だと思います。

攻撃力のセイタカアワダチソウ防御力のススキ

ガーデンにとって味方の虫と敵の虫など

本日は八王子の道の駅で特別講師(やなちゃん)を呼んで雑草や虫の話をしてもらいました。花の話や色の話とは全く違う角度からガーデンや植物に関する話はとても新鮮な情報でした。話も上手!

個人的に面白かったのはセイタカアワダチソウは人が造成した土地にすぐに入り込む機動力、攻撃力が高くて、ススキは密に生えて、一度生えたら譲らない防御力が高いから長い目で見るとこの強い剣と盾の話はススキに軍配が上がるという話。高速道路を走っていると明らかに陣取り合戦を繰り広げているこの両者を戦略別に分析する様子も面白い。虫の話も聞くと愛着まではいかないけど、少しだけ見る目が変わる。なかなか面白い内容でした。

柏のガーデン

昨日は柏で活動している方々のところへお邪魔させていただきましたが、街にガーデンをつくられている方々はたくさんいて、今日の話は誰が聞いても面白いんじゃないかな?と宣伝部長を買って出たい気持ちにさせてくれるようなお話でした。

協調性ある量水器の蓋に。

ガーデンで主張する不自然な“水色”

プラスチックだとなんでこの色なのか理由はまだわかりませんが、植栽の間にあるとこっちに目がいってしまいます。鉄製の蓋は結構金額もするし、書いてあることが変わってしまうのもいけないので、嫌だなあと。

塗りますか?と聞くと行動力のあるオーナーは水道局に塗っても良いか確認までとってくれて、蓋を洗ってから例の塗料で塗ります。

青を黒に塗った蓋

水色の主張はなくなり、協調性のある蓋に変身しました!

真夏の植樹

屋根にかかるアオダモ

教えている専門学校の生徒達にも、落葉樹の移植適期は休眠期の冬ですと授業しているし、NHK趣味の園芸の樹木管理のページにも記事を書いていた時はそう書いていました。でも植栽を仕事で行っていると全て冬にというわけにも行きません。例えば、商業施設で9/1日オープンというお店の植栽などは植栽工事が行えるようになるのはほぼ最後ですし、緑が入ると空間はぐっと雰囲気良くなるので、8月の植込みという事にならざるを得ません。

そんな中でもギリギリの判断はしています。基本的に、移植後水をあげられるかがポイントになるのですが、今回、植えたアオダモは落葉樹の中では夏でも頑張ってくれる方の子で、ジューンベリーも水あげていれば大丈夫の事が多い。

今回大き目のリキュウバイも計画していますが、リキュウバイは芽もやわらかいので、今週の気温が上がるもうひとやま過ぎてからにしようかなど、少しのタイミングにも気を使います。もちろん、品種だけでなく個体としてどれだけ今の場所に植わっていたか、根がどんな感じか、植え場所はどうか?なども判断材料になります。

少し秋の気配も出てきています。もう一度暑くなって、もう一雨降れば一番避けたい時季は通り過ぎるのかもしれません。

なんて事も考えながら今日は暑い日に大きな樹木を植えこんできました。

またクランベマリティマが入荷

海キャベツ

2年ほど前のブログでも入荷して喜びの記事を書いたクランベマリティマが再び1c/s入荷致しました。宿根しそうも無いけど、ちゃんとするところが偉い。そして白い花がびっちりつくところと、花の咲いた後も可愛い。

3月➡4月➡5月の可愛さ

これは、園芸店で苗で売っていたら、野菜苗にしか見えなくて売れないだろうな・・・。かといって、花の時期に鉢物にしても難しそう。ガーデン用の苗ってどう育つか知らないと買えない難しさがありますよね。

メールの返信無いときはご連絡下さい

不得意なので、言葉が合っているかわかりませんが、弊社、ホームページのサーバーのメールを経由してgmailでメール管理を行っていますが、署名にリンクでホームページアドレスを張っているからか、メール設定の問題なのか、弊社からお客様へお送りしたメールが届いていないという事がここ一ヶ月ぐらいの間に3件程ありました。

お問合せなどいただいた際は2~3日の間には返信していますので、なしのつぶてになってしまっている場合、返信が迷惑フォルダに行ってしまったり、こちら側のメールソフト上は送信済みになっているのに消えてしまっているみたいな事があるようです。

049-298-7600

※こちらの電話番号も出られない事ありますが、返信無いときはこちらまでご連絡をいただけると幸いです。

もしくは・・・

連絡付かない時はLINEからご連絡下さい

ほとんどの方とは普通にメールできているのですが、たまに届かない事があるようです。ご迷惑おかけしてしまっている方へお詫び申し上げます。

基礎をつくるための準備基礎

ちなみに、現在とりかかっている外構工事では、アイアン門扉を吊るための大きな基礎をつくるための準備をおこなっております。今回もオリジナルでイヌイフュージョンさんの製作で進めております。気持ちの入った職人さんも多く、今回も一緒に仕事できる事がとても楽しみです。

簡単に自分で“つくれる”

昼間は控えめなちいさなガーデンライト

お盆ですが、現場も進行中ですが、本日事務所でDIYの撮影がありました。とにかく格好良い庭の写真集というわけではなく、はじめての人でも“つくる”事を楽しめるようにという事で、いくつか考えましたが、その一つが控えめなガーデンライト。庭の中で昼間景色を邪魔しない事がガーデンライトにとって大切だと思うので、鉄の色の控えめさと、簡単につくれという2点にこだわったライトです。そして狙わなかったけどこのカバーは材料費すごく安価です。これから出る本なので、詳細は語れませんが、お勧めのガーデンDIYです。

雨なので、狭い事務所でブツ撮りラッシュ

そして、趣味の園芸9月号では、ベランダで多肉を飾るための棚のつくり方をご紹介させていただいております。こちらもバーベキューの網を利用した室外機カバーとしても使える作りなので、室外機カバーづくりをお考えの方はぜひご覧ください。撮影の際にお世話になっている方が多肉を持ってきてくれて飾ってくれたので、面白くてかわいい自分で陶芸で作った鉢と多肉のコラボも見所です^^

趣味の園芸9月号は多肉特集で、今までの多肉特集と比べても、より面白いと感じました。本屋さんへGOです。

色を揃えるだけで。

アイアン施工の現場に機能重視で選んだサイクルスタンド

極論、「美しい」って光の調和だなって最近思います。この光の中には色という意味もあるし、フォルムによる光の変化も含み、調和の中には対照の調和、コントラストとかも含みます。

今の現場では機能として必要で選んだステンレスのサイクルスタンドがありますが、昨日色の調節を行いました。

アイアンと近似の表情に
おお。アイアンに見える
相変わらず凄い塗料です

そして、昨日虫の話を書いたからか、突然蝉の幼虫がてくてくやってきて、仕事の横で羽化?し始めました。昨日あんなブログを書いた手前、気持ち悪いとは言えずに観察をする事に。

人生の59/60を土の中で過ごし、最後の一ヶ月だけ外に出るって、凄い話だなぁって感動してしまいます。ここからは私の妄想ですが、きっと蝉は本来土の中の生き物で、たまたま見た空に憧れて、、、、憧れて憧れて羽を手にしたのでは無いでしょうか?そのためには、実に59/60は力を貯め続けて、貯め続けて、そして羽化する。それでも残った蝉の力はごくわずか。

空に憧れてこの一瞬に全てをかけるような、人生のほぼ全てという大きすぎる代償を支払ってでも飛びたかった刹那の人生。

短時間でこれだけ身体を変化させるには実際相当のエネルギーを使っていると思います。体の大きささえ相当変わっていましたよ!

この蝉はイカロスと名付ける事にしました。これで、コンビニでて急にジジジとなっても、前よりは飛び跳ねなくて済みそうです。

ちなみに、スタッフNは怖がることなくテンションアゲアゲで撮影しまくりです。強い。

あれ?なんの話だったっけ。

虫や雑草も好きになると庭がもっと楽しくなる!?

ラムズイヤーの群集美

植物が群になると色や形の調和や自生地のような安心感も生まれて、まさに群集美という美しさが発揮されます。

これに対してアブラムシのように、虫が群でいると、色も形も調和するはずなのに、未知への恐怖が数の分だけ増幅されてしまいます。

でも、実は虫に対する“怖い”とか“嫌い”という考えは全て“知らない”から来ているのです。今でこそ国際社会ですが、長い鎖国の後、今から約150年前に黒船がやって来て見たことない髪の色の人間たちがぞろぞろと降り立ったのを見た当時の人は、さぞ怖かったでしょう。それこそ未知との遭遇です。

虫に対しても同じような事が言えて、虫たちが、人を刺すのか?植物をダメにしてしまうのか?実は害虫ではなく益虫なのか?なにもかも知らないと恐怖だけが残ります。

雑草も、育てていない植物が雑草という意味で言えばエノコロ草が売られている国があったり、ポールスミザーさんは普通のチカラシバ(ペニセタム)を上手に植栽につかったり、実は可愛い花を咲かせるものもあったり、知ると意外に“アリ”というジャッジになる事すらあります。

何が言いたいかというと、八王子のボランティアさん達と勉強会を企画していて、8/30に歩く植物図鑑と言われる柳下さんを講師に迎え、虫と雑草の話をしてもらいます。柳下さんは私と、18からの付き合いで同じ歳ですが、植物に対して師匠的な存在でもあり、虫や爬虫類に対する知識もずば抜けています。さかなくんの、虫、爬虫類、植物くん状態です。無双です。

たしか柳下さんの好きな言葉は、「蓼食う虫も好き好き」人の評価に流される事なく、ぶれない価値観を持った素敵な人です。

今回は市との企画でボランティアさんと八王子にお住いの方という位置づけになりそうですが、私もしっかり勉強してきて面白い話はフィードバックできるようにしてきます^^

虫も雑草も毛嫌いしないでまずは相手を知ると、考え方を変えられる部分もあるかもしれません。もしかしたら、虫や雑草の話だけでなく人間関係や、外交問題も同じことが言えるかも!?

ディテールのせめぎ合い

テイカカズラの葉をすり抜けて事務所にやってくる光達

昨年作った写真のテーブル、実は設計段階では天板がフチのLアングルの中にすっぽり納まるデザインでした。事務所の水場件、棚などは全てこの作り方です。溶接まですっかり終わっている段階でしたが、その姿を見て、あれ??何か違うって感じでした。フレームの中に木を収めると、鉄のラインが強調されすっきりとした印象ですが、せっかくバーンウッド風にエイジングした木材の良さも鉄のラインにしまわれてしまった感じです。

最初から気づくべきだった。

天板を大きくはできないので、鉄をサイズ変更で、切り、短くして溶接しなおしです。結果、一気に色のバランスまで良くなったようです。比率で言うと2%とか、3%白が減り、ベージュが増えたぐらいなものですが、見た目の良さは200%にUPです。

とてもとても細かいディテールの話ですが、事務所のテーブルは、そんなディテールの積み重ねで空間は大きく変わってくるものだなと毎日思い出すことができる、自分にとって“戒め”のテーブルでもあります。