ピア仙川の森

Bird Cage Light

調布市にある仙川駅は、若い人も多く、美味しいお店などもたくさん集まる人気の街です。こちらで駅から歩いてすぐの新築の賃貸アパートの前庭部分の植栽など行わせていただいております。素敵なピア仙川の設計を行った会社の建物がすぐ隣りで、緑のエリアを共有する素敵なコンセプト。(限られた空間を足すと森のような空間に!)そのための手法として、緑と共に、Bird Cage Lightをたくさん散らばせるという、これまたワクワクするやり方。準備段階からドキドキしました。

夜が楽しみ!(イラストはイメージです)

落葉樹が芽吹き、植栽が落ち着いたころの夕方、ここはどんな空間になるだろう・・・

ポール型のライトも設置

室内もいつも素敵で、真剣にここに住みたいなって思います。現在色々ご相談いただいている仕事は多種多様なミッションで、打ち合わせから、施工までの期間で色々悩み考える事ができ、ワクワクや時には緊張もあるお仕事がいただける事に感謝しております。学びと挑戦を胸に休まず頑張ります!

Post&Rail

うらやましい借景

ポスト&レールって意外と聞きなれない言葉ですよね?ポストは“柱”で、レールは“横桟”みたいな感じでしょうか。フェンス程がっつり面をカバーしないシンプルな物。洋書などでは良く出てくる物なんです。どんな時に使うかというと・・・圧迫感を出したくない時、目隠しをしないで場を良い意味で共有した雰囲気を出しながら、最低限のプライバシーラインをそっと主張しておく時。先日作らせていただいた土留めとポスト&レール。縦の樹木の借景にそっと横のラインが入る事で隣の土地の見え方まで良くなりました。それにしてもこの借景は羨ましい。ワイルドフラワーのタネ蒔きたいですね。

テクスチャと、素材はこんな感じ

 

ポスト&レールはたまーに使っています。ちなみに、カントリーテイストの牧場柵みたいなのもポスト&レールのつくりが多いですよね。あれは、100Mとか境界が長すぎて、まともに作ったらえらいコストかかるから、抜いたつくりにする。コスト面ももちろんメリットありますね。

右手前もポスト&レール

今日、最後の放送のあった趣味の園芸の解決ガーデンマスターでもこの通り、右の手前にさらりと入れる事で、さりげなく「ここから先はプライベートゾーン」みたいな主張をしています。でも同時に、樹木や草の縦ラインとポスト&レールの横のラインが良い絡みを見せてくれるんですよね。太さや、材質などでも表情はかわりますね。

Bird cage project

欅のデッドヘッジ

 

庭は自由で、時々遊び心を持った事をやらせていただける事があります。昨年11月末辺りから、試作を作ったり少しづつ皆でコツコツ進めてきたプロジェクト。いよいよ準備も追い込みに差し掛かってきました。遊び心がある内容は、心が躍るけど同時に縮み上がるという不思議な気持ち。小説は、1%の嘘と、99%のリアリティで面白さを出すと聞いたことがあります。中学生の頃好きだった「赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズ」。これは猫が事件を解決するという1%の嘘をその他は徹底してリアルに書く事で面白くしています。猫が事件を解決して、犯人も空を飛んで、刑事がタイムスリップし始めたら面白さが消えてしまいます。99%のリアルが1%の嘘を際立たせるらしいです

空間の遊び心も、全て遊んではただのやんちゃな空間になってしまう。 遊び心を“アリだな”って思ってもらうには見た目の完成度が必要、慎重に慎重にという気持ちです。まして遊び心の空間は大抵の場合、はじめてのチャレンジが多く、やってみないとわからない事もあります。

昔ガーデンショーでインダストリアル的な格好良さを求めて、エキスパンドメタルという素材をフェンスに使ったら、動物園にしか見えなかったり。。。。だから、怖がる気持ちも大切で、どちらかというと躍る心を抑制しながら、怖がる気持ちを前面に出して作業を進めています。今はもっともっと怖がろう。

BIRD CAGE

絵本のような石畳

絵本のような素朴な世界観をめざして。

現在お伺いさせていただいているお庭づくりでは、普段なかなかできない事も行わせていただいております。床面の安定ゾーンは素朴な割栗石の石畳。石と石の間に入るモルタルの量がたくさん必要で、手間はかかるけど独特の表情になります。今回の“小屋”の風合いとも似合います。 ニワトリが歩いてきそう。

渾身の樹木達

 

一段下がった裏庭で、樹木を入れるのは至難の業なのですが、大きなユニック車から別のユニック車へ受け渡して大木をバケツリレーのように絶妙なコントロールと、経験による危機管理で富田さんがうまく搬入してくれて、狭いスロープを絶妙なユンボコントロールで小林さんがユンボを中に入れてくれて、大きな木を入れたいという想いを実現させてくれました。6mとかこんな立派な樹木なかなか買えません。アトリエ朴にとって、平成の暮、最後の庭づくりになりますが、アトリエ朴の想いである、木と共にある人の暮らしを創造する部分や、素朴な心地よさを追求できる庭をご依頼いただき感謝です。また、「無理だ」というのは簡単だけど、簡単に「無理だ」と言わないで、実行する方法を安全な方法で真剣に考え、成し遂げてくれる仲間の力あっての現場だと改めて感謝しています。まだ、このお庭も含めて今年の仕事色々残っていますが、力を合わせて頑張ります!

空間は細部で決まる

ドイツ製アイアン補修用塗料塗装後

空間全体はナチュラルだけど、機能で選んだドアノブやポストのステンカラーが少し浮いて見えるってことがたまにあります。そんな時このドイツ製のアイアン用補修塗料を塗ってあげると鋳物のようなざらつき感がでて、ぐっと良い感じに。砂みたいななにか入っているみたい。

笠木に塗っても雰囲気良い

実は、定着錆の色合いに近づけるために黒に同じ塗料の違う色を一定量混ぜています。この補修用塗料を今準備させていただいている、ポールなどに贅沢に「仕上げ」として使用しています!

タープ用ポールや、ライト・蛇口付ハンモックポールなどなど

準備が大変であるほどに、現場での設置の楽しみ、期待感は嫌でも膨らみます^^

ポスト・インターフォン・表札付き門扉

ポスト・インターフォン・表札付き門扉

「機能門柱」って言葉聞いた事ありますか?昔は家を塀で囲って、塀にインターフォンやら表札やら付けて、門扉がある。っていうエクステリアが多かったですが、最近は囲わずにオープンなスタイルが増えていますよね。玄関ドアの機能の向上やらコストやらスタイルの変化やらいろいろな事があるのですが、そういったオープンの際に、門扉も意味をなさないので、柱を建てて、そこに表札やインターフォン、ポストなどの「機能」を集約するものです。

今回は旗竿地といった条件の間口でも立派な建物に似合う大き目の門扉を入れたかったので、親子門扉の「子」の方に機能を持たせるスタイルをデザインさせていただきました。施主様のアイディアで、ポストのボックスで中に開きにくい「子」は外に開く作りです。これって結構すごい。

生活に「庭」があると豊かになれると思っています。そしてアプローチでありながら、ここは施主様の大切なお庭。はじめから終わりまで、ずっとそのことを考えていました。四季の移ろい、新芽の喜び、結実。。心躍る要素は庭の中にたくさんあります。リビングの前だと、気付いたら1ヶ月庭に出てないって事もあるかもしれないけど、この庭は毎日必ず通るというメリットさえあります。今後生活の中で、ふと植物の変化に気づいて笑顔になってくれたら本当にうれしい。

アプローチ<ガーデン空間

今回の門扉製作を行ってくれたのはイヌイフュージョンさん。以前、鉄で大変な思いをしてバラを作って、それをあっさり「あげますよ」ってくれた、スキル向上のためにあんな大変な物作っていたのか・・・・って驚かせてくれた熱い職人さんのいる会社。

重い扉を支える地下の技術にも注目

ハンモックポール(試作中)

ハンモックポール

お庭の中の高い位置に頼れる“点”があると結構便利。庭でハンモックに揺られるのも豊かな時間。タープを張れば、日除けも簡単に作れる。どうせなら、上から庭をぼんやり照らそう。どうせなら、立水栓も兼ねたら便利かも?などなど考えながら・・・

見た目良く、かつ安全に。

ライトに対して、上が軽く見えるから、S飾りをひとつ入れようか?コッテコテにならないように、シンプルな良さもでるように、100mm以下がいいね!なんて、試行錯誤を重ねて、切ったり付けたり叩いたり、初号機は作られて行きます。

素材は鉄

落ち着いた定着錆になったころ、庭に馴染む「ハンモックポール」完成する予定です。完成したらproducts catalogに掲載しますね!

フレームハウス・ベーシック

緑の囲まれたフレームハウス

 

先日のガーデンショーで作った「フレームハウス」。

外中空間でも、外のような“中”ではなく、中のような“外”というちょっと異質なものでした。

でもこれが意外と居心地よくて、アリだな!と思ったのがほぼ3か月前の事です。

この時は中で10人がワークショップで作り物をするサイズで4800×3600という大型でした。

ベーシックサイズのフレームハウス

今日は、もっと現実サイズで作ったフレームハウスを設置してきました。

これが小さいのではなくて、前回のが大きかったという感じで、全然違和感なく、庭に馴染んで可愛かったです!

緑が絡んだらぐっと良くなるだろうなあ!

庭がある幸せの感じ方

小型フレームハウス

この1年間ぐらい、色んな方と、色々な場所で話をする中で、すごく気になっている事。それは「庭の使い方・楽しみ方」です。

お庭を作るのは工場で買ってくる大量生産品を買うのとわけが違うので、決して安くないです。でも、お庭を作った全員が思うように楽しめているかというと、そうでもないのかもしれません。そして、楽しんでいる自分を、もっとイメージできるようになればもっとお庭を活用したい、お庭を作りたいという人も増えるはずです。これは私達の仕事である気がしてしょうがないです。そしてそれを行う事は、人として豊かな生活を送る小さな手助けになると、心から思っています。なぜなら、この15年で出逢ってきた「庭の楽しみ方」を知っている方々、庭を楽しんでいる方々はみんなイキイキされて、心にも余裕があり、魅力的な方ばかりでしたもん!

目標:5年以内に「庭の使い方・楽しみ方・幸せの感じ方」の本の出版にかかわる。個人では力不足なので、加盟している協会や、チーム、仲間の力も借りながらでも、どんなかかわり方でもいいから、本を出す。そして、ここからの悪だくみは、この本のネタでyoutuberを育てたいなあ。。まあ、媒体はなんでもいいから、植物の驚きのポイントとか、木の管理とか、美しい瞬間とか、バーベキューのコツとか、手軽な庭の楽しみ方、虫の話、plan do see を繰り返す楽しさまで伝えたいな。

なんて事も考えながら、使う庭では、居場所が大切なので、現場ではガーデンショーで作ったフレームハウスの小型版を作り始めます。「庭を作る」という部分も実は庭の楽しさのひとつ ^^

避暑地に行きたいと思わなくなった。

Rustic Flame Cover

先日作らせていただいていた素朴なブロック用笠木。植栽のフレームに納まりました。

これは、木材を120×60という規格に無いサイズに加工しています(製材屋さん)薄い板ならこの幅あるけど、色々試したけどやっぱりバランス的にこの厚みが必要なんですよね。縁(フレーム)っていつもポイントになる気がします。

大きなジューンベリー

お庭へは大きなジューンベリーも植わりました。梅雨が早く終わってしまったので、天気よくて仕事は進むけど植物には気の毒。地温の上昇を和らげるのと、土の湿度を保ちやすくするために今日は堆肥でマルチングをどっさりやりました。

光と緑のコントラストがきれいでした

帰りは軽井沢によって・・・・なんて余裕は一切なく、この写真は事務所に入る200m手前の写真。こんなところで仕事をさせてもらえるありがたさを今日も実感。。。すごく気持ちいい!

Rustic Frames Cover

先日から植物がお好きなお客様のお宅へ一生懸命作っていたもの。ブロック花壇に緑との調和を生む「 Rustic Frames Cover」です。

先日は樹脂木材のフェンスをご紹介したので、今度はだいぶ雰囲気の違うものをご紹介いたします。このアイテムに、機能はほぼ無いです。(汗)それでもこれを時としてご提案させていただく理由は見た目です。またの名を“調和”です。

植栽が育ってきたときに、ブロックの縁に緑がかかるのと、この表情の上に緑がかかるのとでは見え方がだいぶ違います。優しい表情になります。

前回「NHK趣味の園芸」撮影の時のRustic Frames Cover

木材?あれこれ

ベーシック(チークブラウン)

「自然素材」「経年変化」という言葉が好きなアトリエ朴ではありますが、素材は色々あり、それぞれ異なる長所があるため、状況によっては他の素材をお勧めする事もあります。珍しく樹脂木材と呼ばれるフェンスが現場で続いたので、少しご紹介させていただきます。まず天然木のフェンスの良いところは素材感として植物と「雰囲気の調和」がとれます。わかりやすい例で言うと、プラスチックのプランターに植物が植わっているよりも、少し苔むした大谷石の鉢に植わっていた方が調和して趣があります。時間の経過が趣に変わるんです。これに対して、樹脂木のフェンスの良いところは天然木よりも長持ちします。プランターの話で言えば、大谷石の鉢よりも水持ちも良くなります。それぞれの長所を知る事は大切です。

デコ(パールホワイト)

そして、もう一つお話ししたいのは昨今問題視されている高いブロック塀の話。ブロック塀と比較すると、天然木でも、樹脂木でもとにかく軽くて安全です。目的が庭の背景だったり、目隠しだったりする場合は、ブロック塀でなく、フェンスで十分かもしれないですね?これからお庭を作る場合、安全面もフェンスのメリットとして考えてみてください。さらに、現代は共働き時代で、時間に余裕がある方は少ないので、私も提案として減って来てしまっていますが、色々安全面とか考えると一番良いのは「生垣」ですね。部分的にでも樹種をしっかり選んでつくる樹木の列植も素敵ですよ!