アイデンティティ

昨日は、お庭のビフォアー、アフター的な番組の収録がありましたが、収録チームの皆様を困らせてしまいました。

私は、昔からどもりというか、吃音で特に特定の音をうまく発せなくなってしまう事があります。昨日は趣(おもむき)といった言葉の最初の“お”がどうしもうまく出ないのです。ヤバイ、ヤバイと思えば思うほどその言葉になる前に力んでしまい、なおさら出なくなってしまいます。普段の会話では普通に言える事の方が多いのですが、心理的な事も影響するのかもしれません。

小学生の時、国語の音読の順番が回ってくるのがすごく嫌でした。教室の前から二番目の廊下側の端の席。ここで、ずっと音が出ずに苦しんだ記憶もふっと思い出された日でした。

でも、その時と違う事は、今私は、うまく話す事を期待されてここにいるわけではなく、視聴者が参考になるようなアイディアやお庭の考え方を提供し、住む方を番組に頼んで良かったと笑顔にするために呼んでいただいている。そのことに全力で挑もう!

不完全な自分の事も受け入れて、もっと愛せるように自分の事も驚かせるようなプランを考えられるよう、自分の価値を示せるよう、頑張ります。