昨日はさいたま市にある「吉田木工」さんへ打ち合わせではじめてお邪魔させていただきました。話に聞いていたイランの遊牧民「カシュガイ族」の女性が手織りでつくる絨毯、ギャッベを見に行って来ました。遊牧民がこんな荒野で直接地面に敷いて使うぐらいだから、本当に丈夫!でも肌触りが優しい。この技術が世界無形文化遺産に登録されています。このギャッベの魅力を熱く語ってくれるのが吉田木工の石井さん♪ なんとカシュガイ族の基へ仕入れに行かれたご本人です。
ギャッベはウール100%です。羊を放牧してその毛を刈って・・・
手で羊の毛を紡いでいきます。ウールは逆毛があり、丈夫だそうです。(もとの方は遊牧民のつむぎ。上の方は石井さんの紡ぎだそう。)
基本的にギャッベは天然草木染。様々な草木から美しい色が出て染まっていきます。
48時間大釜で、煮て染色すると、写真のように美しい色に染めあがります。そしてね、ここからがギャッベの凄いところ。特徴的なところ。
図面など無しで頭に浮かんだ模様や風景を織っていきます。。。そう、基本的にギャッベは一期一会。同じ物が無いのです。
縦の糸はあなた。横の糸は私。そこに染めたウールを1つ1つ手で結んでいきます。(このウールは誰?)
ここまで、来ると写真のキャプションも”ギャッベ達”と擬人法を用いてしまします。そのくらい凄い!
1.天然ウール100%
2.草木染
3.一年中使える(冬暖か・夏さらり)
4.100年以上と言われる耐久性
5.お手入れ簡単(羊の油分たっぷり)
まるで、ギャッベに詳しいかのようにずらずらとブログ打ちましたが、昨日聞いてきたことの知ったかぶり、受け売りです。
いやあでも、本当に惚れました。いいものだけど気兼ねなく使ってみたい。森の地面や公園の芝にざっと敷いてごろんと寝て。3年後には事務所の写真に載っていることでしょう!ちなみにギャッベをバラショウでデッキの上に敷いた様子をお見せできると思うので、興味のある方は実物を見るチャンスです(*^^*)