ポスト・インターフォン・表札付き門扉

ポスト・インターフォン・表札付き門扉

「機能門柱」って言葉聞いた事ありますか?昔は家を塀で囲って、塀にインターフォンやら表札やら付けて、門扉がある。っていうエクステリアが多かったですが、最近は囲わずにオープンなスタイルが増えていますよね。玄関ドアの機能の向上やらコストやらスタイルの変化やらいろいろな事があるのですが、そういったオープンの際に、門扉も意味をなさないので、柱を建てて、そこに表札やインターフォン、ポストなどの「機能」を集約するものです。

今回は旗竿地といった条件の間口でも立派な建物に似合う大き目の門扉を入れたかったので、親子門扉の「子」の方に機能を持たせるスタイルをデザインさせていただきました。施主様のアイディアで、ポストのボックスで中に開きにくい「子」は外に開く作りです。これって結構すごい。

生活に「庭」があると豊かになれると思っています。そしてアプローチでありながら、ここは施主様の大切なお庭。はじめから終わりまで、ずっとそのことを考えていました。四季の移ろい、新芽の喜び、結実。。心躍る要素は庭の中にたくさんあります。リビングの前だと、気付いたら1ヶ月庭に出てないって事もあるかもしれないけど、この庭は毎日必ず通るというメリットさえあります。今後生活の中で、ふと植物の変化に気づいて笑顔になってくれたら本当にうれしい。

アプローチ<ガーデン空間

今回の門扉製作を行ってくれたのはイヌイフュージョンさん。以前、鉄で大変な思いをしてバラを作って、それをあっさり「あげますよ」ってくれた、スキル向上のためにあんな大変な物作っていたのか・・・・って驚かせてくれた熱い職人さんのいる会社。

重い扉を支える地下の技術にも注目