これだって100年後を見据えた立派な活動。

立派な大人が寄ってたかって何をしているかと言うと、● 泥ダンゴをこねています

それでもって、肥料を入れて、珪酸塩白土を入れて。種をつけて。花壇に撒く“たねダンゴ”の完成!昨日は家庭園芸普及協会の皆様にたねダンゴ作りを教わってきました。

このたねダンゴはもともと東北の復興支援で、プランターと苗で花を届けていた際に、予算的な問題から生まれたアイディア。幼稚園などで子供達と作るときには「早く芽が出ろ♪」と踊ったりするそうで、(トトロの1コマみたいで可愛い!)この手法はとても人気があります。

お話しいただいたメリットは

①細かいタネでもうまく分散して撒ける

②風で飛んだりしにくく、傾斜地でも配置がしやすい

③ダンゴに保水性、保肥性があって、初期生育を助ける

④直播だから苗よりしっかり生育しやすい

⑤一か所から数株でるので、ブーケのようなボリュームに

⑥ダンゴを作りながら交流できる

何より、けと土をいじってダンゴをこねていると、自然と笑顔になってしまうんです。これって人の本能なんでしょうか?大人もおじいちゃんも皆一様に“笑顔”でした。それでいて、春巻きなんかだと皆で作ったたねダンゴで2か月後にはお花畑ができてしまう素晴らしい「結果」成功体験ができます。幼稚園でどんどんやるとお花好きになる子が増えるんじゃないかと心底思いました。お花を好きな子、植物を愛する人が増えるという事は、その子がまた将来花好きを増やしてくれたり、木を植えてくれたり。今1本の木を植えるよりも効果は大きいかもしれません。家庭園芸普及協会の皆さま、素敵なノウハウを出し惜しみせず、労を惜しまず活動を行ってくださり本当にありがとうございました。

訂正  春巻き➡春撒き  ※春巻きは美味しい方でした。あれも笑顔になりますね。