灯篭にはあかりを灯すという「機能」の他にも、植栽の中に異素材だったり、人口の直線だったりと植物とのコントラストを付け、アクセントになるという意味があると思います。
アクセントになるという事は格好良ければフォーカルポイントにもなるわけで、昔からの造園の手法にも灯篭に対して背景を作る「控え」の木を植える事や、灯篭を一目瞭然にしない「障り」の木を植える事などテクニックとしてむかーしから使われています。
あえて枝の揺れる細い木を障りとして植えるのは、火障りとして「影」を楽しむテクニックだそうです。
でも最近のガーデンライトはLEDで使いやすさや安全性、経済性が格段にアップしましたが、アップライト等主流であかりとしての「機能」に特化したものが多く、植栽のアクセントやフォーカルポイントとしては使えないものが多いです。
建物が洋風化してきてはいますが、築山庭造伝等に記される日本のテクニックは今も昔も共通したものが多いので文化としても残していきたいですね・・・・
って大層なごたくを並べながら作った灯篭風のガーデンライト。いや、本当にライト自体の機能がどんどん良くなっているので、積極的にライトの飾り方追求していきたいです^^